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認知症患者様のリハビリは奥が深い|私の体験談をお話します

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先日、とある患者様を担当する機会がありました。

 

患者様は重度の認知症を患っておられ、

圧迫骨折も併発しているため、痛みの程度の評価が重要になってきています。

しかし痛みの程度が一定せず、どのような状況下を実際現場で再評価せねばならないという状況でした。

 

そこで私自身、認知症について改めて考えさせられることがありました。

重度の認知症ですので、会話がなかなか成り立たないのです。

 

  • 何を話しても正しい答えが得られない
  • 痛みの程度もなかなかわからない
  • 家族のサポートも得られない
  • 認知症の方の評価がわからない

 

こうした悩みは私だけではないはずです。

そして何よりこの患者様は、認知症だけではなく

そのほかに別の問題も抱えていることがわかりました。

 

こちらの介助に思うように動いてくれないという状況まであったのです。

もしあなたも同じように感じているのであれば、

今日は最後まで読んでほしいなと思います。

 

認知症患者様の評価は〇〇が大事になる

認知症のリハビリテーションにおいては、

薬物的介入と非薬物的介入の双方で行われますが、

まず介入の第一選択としては

我々リハビリテーション職種が行う非薬物的介入になります。

 

認知症リハビリテーションは、

対象者本人の視点や個別性を重視して行われるものであることからも

認知機能障害だけけでなく、

併存疾患などの身体の健康状態や生活歴、性向傾向、社会心理までを評価したうえで、

「一人の生活者」として理解する必要があります。

 

しかしながらそこを理解せずにリハビリを進めると、

大変なことになると知っていますか?

 

患者様も人間ですので、もののように扱われると

恐怖感や逃避反応は当然出現するわけです。

 

ですので過度な介助やこちらからの一方的な介助を強要すると

痛みに対する逃避反応や拒否感で身体を固めてしまったり

精神的なこわばりなどが出現するという状況にも陥ります。

 

今回の患者様は長期間の認知機能の低下に伴い

服薬の影響もあってパーキンソニズムが出現していました。

病態的には脳血管性なのか、薬物性なのか、

それとも本態性なのかは定かではありませんが、

こちらからの指示や介助がうまく入らず、動作もうまくできない

という状況が家族としても思い通りにならにというところで問題が出現していました。

 

こうした場合は、なぜ動きにくいのか、どうすれば動きやすくなるのか、

を本人ではなく家族へのアプローチを進めていく必要があるのですね。

 

 

認知症患者様のリハビリテーションというのは

なかなかコミュニケーションがとりにくいからこそ

少しの変化をとらえるという技術がとても大切になります。

 

表現できないだけで、それを理解しようとする努力は

こちら側の義務だと私は思います。

 

今回の患者様も、痛みを訴えられている、と伺いましたが、

ただ動かされるのが怖い、という感情が痛みという感情に変換されて、

感情的になってしまっているという状況になっているのではないか、

と私は感じました。

事実、動作の怖さを解消してしまえば、痛みを訴えることは全くありませんでした。

 

こうした患者様は少なくないはずです。

もしあなたが同じ経験をしたことがあるのであれば

認知症患者様の理解をもう少し深める必要があるかもしれませんね。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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