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脳卒中片麻痺患者様のリハビリで姿勢制御を学ぶ重要性

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脳卒中片麻痺患者様のリハビリを実施する臨床の中でこのような経験で悩んでいませんか?

 

  • 片麻痺患者様の連合反応がなかなか抑制できない
  • 内反尖足が増強して可動域制限に悩んでいる
  • ハサミ足が出現してうまく歩行介助ができない
  • 片麻痺患者様の姿勢制御がうまくできない

 

これらの悩みはあなただけの悩みではありません。

おそらく若手セラピストの方々すべてに共通する悩みだと思います。

 

片麻痺患者様ではまず連合反応を考える

脳血管障害のリハビリテーションを行う上で

連合反応や痙縮が問題になることは多いと思います。

痙縮とは運動速度依存性の伸張反射の亢進のことを指し、

腱反射の亢進を伴います。

 

まずは痙縮のメカニズムを理解したうえで、なぜ伸張反射が亢進しているのか、

どのような動作で更新しているのかを理解する必要があります。

 

たとえば寝返り動作ひとつとっても、なぜそのように努力性に行っているのか、

なぜその姿勢で非麻痺側が過剰に働いているのかを理解しなければいけません。

 

臨床の中では痙縮に対してボトックス注射を行って治療する方法もあります。

脳卒中治療ガイドライン2015において痙縮に対する治療として

グレードAで推奨されており、とても効果があると期待されていますが、

あくまで痙縮の程度を下げるものであって、

その後の治療はリハビリテーションに期待されています。

 

 

 

過剰な努力性の収縮は姿勢制御に影響を及ぼす

また、前述したとおり動作の中でどこに努力性の動作が起こっているのか

を理解することも重要な評価方法になります。

 

過剰に努力性の動作を起こしているということは、

その動作に必要な筋収縮がうまく働いていないということになるのです。

 

そのため過度な筋収縮を起こしており、

中枢から末梢にかけて伝達されるべき神経伝達物質が放散現象を引き起こし、

必要でない部分への筋収縮が出現してしまうという現象が起こります。

 

この現象を抑制しなければ連合反応を抑制することはできません。

 

もしあなたが片麻痺患者のリハビリに難渋しているのであれば、

背臥位姿勢や座位姿勢の問題点から評価を始めてみてはどうでしょうか?

 

【あわせて読みたい】

脳卒中の患者様の上肢トレーニングは麻痺側側の起き上がりから始めてみよう - EPoch Official Blog

 

そのため背臥位や座位姿勢の問題がその後の立ち上がりや歩行に大きな影響を及ぼします。

具体的には、

  • テンタクル活動
  • ブリッジ活動
  • ブリッジーテンタクル活動
  • カウンターバランス
  • 腰椎骨盤リズム
  • 頭部体幹戦略・上下肢戦略

脳卒中片麻痺患者様のリハビリではこのようなポイントを抑えて姿勢制御を考える必要があります。

 

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