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心疾患の初回介入の際に考えておくべきこととは?|エポック座談会開催しました

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先日、オンライン座談会を開催しました。

テーマは

【心疾患のリハビリに初めて介入するときに考えておくべきこととは?】

という内容について。

 

今回の講師はみどりヶ丘病院の真鍋先生にお越しいただき

約30分程度ではありますが、質問をさせていただいて開催させていただきました。

 

オンライン座談会は毎週開催予定です。

あなたの興味がある講師も登壇してくれるかもしれませんので

ぜひフォローをよろしくお願いいたします。

 

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心疾患の初回介入の際に考えておくべきこととは?

さて、今回の座談会のテーマはこちらでした。

 

初回介入はどのような疾患であっても緊張するものです。

特に心疾患のようなリスクが高い患者様を担当するときに

何を見ておけばいいのか、どのような情報を見ておくべきなのか、

ということは必要なことではないでしょうか?

 

急性期や回復期であれば、

EF値(左室駆出率)や心電図、エコー所見などの情報が手に入ると思います。

しかしながら訪問分野ではなかなかそのような情報が手に入る

ということも少なかったりします。

 

訪問分野では患者様のフェイスシート一枚しかない状態で

現場で患者様にお会いして評価するということが多く

どのような情報が得られるのか?と不安になるかもしれません。

 

そんな時に必要になってくるのはフィジカルサインの確認です。

フィジカルサインとは心疾患でも呼吸器疾患でも、

どのような患者様であっても出現する体の表面に現れるサインのことですね。

 

例えば息切れや呼吸苦症状、チアノーゼや浮腫

これらの症状をきちんと評価できるかどうかが

初回介入には必要なことだと教えていただきました。

 

【併せて読みたい】

【エポック伊丹】心臓に不安があっても在宅で過ごすために大切な訪問看護という存在 - エポック訪問看護ステーション

 

 

心疾患の評価に必要なフィジカルサインを見落とすな

特に心疾患のフィジカルサインで覚えておきたいのは

心音の聴取です。

心音の確認は医師がするものという偏見はあるかもしれません。

 

ですがセラピストにも身に着けておくべき評価項目であることをご存じですか?

 

心音の聴取ができれば、心機能の評価ができるようになります。

本来きちんと流れているべき心臓の血液量が正しく流れているのかどうか

を理解することができるのです。

 

特に近年弁膜症患者様は増えていると言われています。

 

弁膜症には大きく分けで2種類あります。

 

弁がうまく閉じないため逆流が生じてしまう閉鎖不全症

弁がうまく開かないため血液が前方に出にくくなる狭窄症

 

このような病気を総称して弁膜症と呼びます。

 

もしあなたが心音の聴取の方法がわからない

どのように評価すればいいのかわからないと思っているのであれば

こちらのセミナーをお勧めいたします。

 

seminar.ep-och.com

 

もちろん心音の聴取はスクリーニングですが、

聴診は非侵襲的なので理学療法士でもできますね。

ぜひ有効に活用しましょう。

実際の聴診の音声を利用して勉強していきましょう。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

エポックでは自費の訪問リハビリで心臓リハビリを在宅で行う取り組みを実施しています。

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