痛みのアプローチでこんな悩みはありませんか。
「緊張している部分を緩めても痛みが取れない」
「マッサージしても痛みが変わらない」
「今まで習ったテクニックの効果が出せない」
これらの悩みに共通していることは、
痛みに対する理解が不十分であることが原因であると思います。
現在では痛みは、末梢から入力されるものではなく、
中枢(=脳)で知覚されるものであるという考え方が一般的になってきています。
末梢に対するアプローチに効果がないというわけではありません。
ですが中枢へのアプローチが効果的だというお話を
今日はさせていただきたいと思います。
脳へアプローチする痛みの治療とは?
国際疼痛学会でも2020年に痛みの定義が改定され、
「組織損傷が実際に起こった時あるいは起こりそうな時に付随する
不快な感覚および情動体験、あるいはそれに似た不快な感覚および情動体験」
となりました。
これらのことからも、痛みは脳を考慮したアプローチが重要であることがわかります。
痛みを脳から理解していくと、アプローチの方法も変わってきます。
簡単にいうと、
脳に「正しく動いている」という感覚を入力する
ということが重要になります。
正しく動いている感覚が入力されることによって、
侵害刺激の減少や、侵害刺激が脳に入力されても、
痛みとして知覚されにくくなるなど、
痛みの軽減につながりやすくなると考えられます。
痛みをどのように改善していくのか?
では実際どのように脳へのアプローチを行っていくのか?
方法としては様々な理論が確立されています。
- 薬物療法
- 精神療法
- 修正型電気けいれん療法
- ヨガ
- 認知行動療法
など、様々な理論が研究されています。
そのどれもに共通することは、やはり「運動する」ということだと私は考えます。
自分の痛みの種類を的確に理解し、どのようにすれば軽減するのか、
増悪するのかを理解する。
そこから少しずつ身体を動かし、頑張りすぎないようにする方法を学ぶ。
苦しい悪循環から抜け出すためにどのようにすれば解決できるのかを
患者様と一緒に考える。
その方法を探していくのが、痛みに対する治療方法ではないかと私は考えます。
けがをした当初は、本当に正常な判断が行えません。
それは私たちセラピストがいかに痛み治療の専門家だといっても
例外ではないと思います。
その痛みを患者様に寄り添い、解決に導くことができるのか。
それこそがセラピストとして重要なことではないかと思います。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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