後期高齢化社会において、整形外科疾患であっても
呼吸器疾患や心疾患、過去に脳梗塞を併発しているという患者様は少なくありません。
そのような患者様のリハビリを担当していると
ふと気になることがあります。
・不整脈がある
・SpO2がなぜか取りにくい
・かなり痩せ型がきになる
・血圧が微妙に低いor高い
このような内科的な問題点について、きちんと推察が完了していますか?
整形外科疾患だからといってこのような推察を見逃していては、
大事になる可能性もありますので、
もし整形外科疾患を担当しているあなたが経験しているのであれば、
ぜひ今日のブログを参考にしてください。
整形外科疾患のリハビリで気を付けたい4大徴候とは?
整形外科術後に起こりやすい内科的なトラブルをあなたはご存じですか?
もちろん、痛みや脱臼のリスクは当たり前ではありますが
それ以外にも
・ 血圧低下
・ 頻脈・徐脈(不整脈)
・ SpO2低下
・ 息切れ・胸痛
これらの問題点が出現するリスクが大きいことを理解していますか?
特に整形外科術後は血圧の調整は高頻度で問題になります。
術中の出血量がいくらになっているのか?
どのような術式であったのか?
麻酔は局所なのか全身なのか?
これらの内容によって血圧の変動は起こることが考えられます。
となると、高齢者は脈拍が早くなったり遅くなったりと
高頻度で変動する可能性があるのです。
リハビリをまだしていないのに、なぜ頻脈なのか?
それにはきちんとした理由があります。
特に内科的疾患がないから、という理由で
普段通りリハビリを行ってしまっては問題になる可能性もありますので、
もしあなたが気になるというのであればぜひこのセミナーをご受講ください。
整形外科領域でも離床が進まない患者様の対処法とは?
整形外科疾患だけでなく、
脳血管疾患や廃用症候群の患者様でも
早期離床、早期歩行を促すという対応はどの病院でも対応されていると思います。
しかしながら手術は無事終わったのに
なかなかベッドから離れないという患者様もいることでしょう。
私自身もそのような患者様を対応する機会がありました。
その方は股関節術後の患者様で内科的な内容はあまりなかったのですが、
術中の出血量が普段より多い患者様でした。
そのため血圧も少し低めで起きるとめまいがするという方でしたので、
なかなかリハビリがうまく進まなかったのを覚えています。
この場合は我々セラピストだけでは対処できませんので、
医師や看護師の力も借りて、服薬や輸血で対処することで
元気に歩いて帰ることができたという患者様もおられました。
このようにおかしいな、という視点を持てるかどうか
この経験は一朝一夕でつくものではありません。
あなたの経験則を少しでも増やすためにも勉強してみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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