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排痰がなかなかできない患者様にいかに呼吸リハを進めればいいか悩むあなたへ

肺の生理学イラスト | 無料のベクター

 

先日新規の患者様のご依頼をいただき、訪問リハビリにお伺いさせていただきました。

 

その患者様は肺気腫を地病としてお持ちの患者様で

誤嚥からの肺炎を併発されて寝たきりになられた患者様でした。

SpO2が91%しかないという状況で、

ご家族もどのように対処すればいいかというところで悩まれていました。

あなたもこのような患者様を経験したことはありませんか?

 

・なかなかSpO2が安定しない

・常に吸引が必要になる

・どのようにリハビリを進めればいいかわからない

 

このような悩みは呼吸リハを行う上で比較的多い悩みかもしれません。

今日はそのような内容について触れてみたいと思います。

 

なぜ呼吸が苦しいのか?その原因を探ろう

さて、呼吸苦の原因について例えば訪問分野で考えられることは限られます。

血液ガス分析のようなデータはありませんので、

酸素化能についてはデータを診なければわかりません。

 

であれば調べておくべき項目としては

 

・呼吸回数

・SpO2

・チアノーゼ状態

・胸郭の聴診

・発生量の有無

・喀痰の可否

 

このあたりではないでしょうか?

 

特に聴診については必須技能になります。

どの肺野に痰が溜まっていて酸素化できていないのかを推測する必要があるからです。

 

特に今回の患者様のように肺気腫を患っておられる患者様は多いです。

肺気腫の主な原因としては喫煙が考えられます。

喫煙の副流煙によって気道内の繊毛が焼け切ってしまい、

中枢気道まで痰を上げてくることが苦手になりますので、

今回のような患者様においては、

寝たきり状態で喀痰が難しくなっていると推察することができます。

 

このように酸素化できない原因を考えていくことから始めてみてはいかがでしょうか?

 

痰を出すために必要なことはひっくり返すこと

さて、原因を考えた後はどのように痰を出すかということを考えていきましょう。

 

前述したように、肺気腫の構造として繊毛の数が圧倒的に減ってしまっているのです。

そのため痰が中枢気道に上がってくることができなくなっているのですから、

痰を重力と呼気力によって排出することを考えていかなければいけません。

 

となるとここで考えておきたいのは、

「どうすれば重力で痰が出てくるのか」

ということです。

 

地球上の万物は重力によって支配されています。

それは痰においても例外ではありません。

痰が溜まっている肺胞には気道がついていますので、

肺胞の位置を気道より高くすれば痰は落ちてきますよね。

それを繰り返していきながら、喀痰を促していくのです。

 

これを体位排痰法といいます。

この知識は構造を知っていれば誰でもできますので、

ぜひ勉強してみてくださいね。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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