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血液検査結果で分かる患者様の異常|リハビリで覚えておきたいデータとは?

血液検査写真素材、ロイヤリティフリー血液検査画像|Depositphotos®

 

皆さんは血液検査結果を見てリハビリをどのように進めていくか

を検討したことはありますか?

特に若手セラピストのうちは、CRPは必ず確認はすることでしょう。

CRPとはC反応性たんぱくと表現され、

感染や組織損傷などが起こると肝臓でこの合成が促進して血漿濃度が増加するため、

炎症症状のマーカーとして有名です。

 

しかしながら、他の数値について考えたことはありますか?

  • TPって何の略?
  • 中性脂肪の値とは?
  • HDL-Cの数値は?
  • HbA1cの値はどんな時に見るの?
  • クレアチニンの数値については?
  • BNPってどんな時に上がるの?

 

これらのデータは一部分ではありますが、どんな症状が考えられるのか

どんな状態に患者様はあるのかを、血液検査データは教えてくれます。

 

今日はその一部分について考えてみたいと思います。

 

血液データは病気の状態を把握する目安になる

たとえば、患者様が一日に食べている食事量は、

病院や患者様の健康状態によっても変わると思いますが、

大体一日1500~1800kcalではないでしょうか?

 

その状態でTP(トータルプロテイン)やAb(アルブミン)が

いくらくらいになっているかを考えたことはありますか?

 

例えば、筋力トレーニングを中心にリハビリを行っているとしましょう。

筋肉の合成には血中たんぱく量が重要になります。

だからボディービルダーやジムに通っている人はプロテインを摂取するんですよね。

 

このたんぱく質やアミノ酸が、筋力トレーニングを行った後、

筋繊維が超回復を起こす際に筋肉の合成に役立ち、筋力増大に働くわけです。

 

しかしながら、食事量がしっかりとれていない、という状況になっていると、

血液データ上のアルブミン値やTP値は上昇しません。

 

他にそれらが上昇しないような疾患、

例えばCOPDなど努力性の呼吸を要するような患者様であれば、

たんぱく量はほかの患者様よりも必要になってきてしまいますので、

運動療法に回すたんぱく量が足りないという状況にもなってきてしまいます。

 

その状態を確認するのが、血液データになるのです。

 

  • 患者様にどの程度の運動療法を提供するべきなのか
  • 目標に向けてトレーニングを進めるうえで重要な血液データは何なのか?
  • その患者様の血液データがなぜそんなに上昇しているのか

 

血液データを読み解けるようになれば、

患者様の全身状態を把握することができるようになるのです。

 

運動療法をする上で血液データの中で注目しておきたい値とは?

さて、私が今一番注目している数値を紹介しましょう。

それはTPという値になります。

血液検査データでは比較的上位に位置しているマーカーではありますが、

見たことはありますか?

 

これはTP(Total Protein)と呼んでおり、総蛋白量を表す数値です。

血液中には100種類以上のたんぱく質が存在すると言われています。

それらを一つ一つ覚えていては頭の容量がパンクしてしまいますよね。

 

主成分はアルブミンとグロブミンになりますが、

肝機能が低下するとこれらの数値が低下します。

他にも腎臓病などによって体外に排出される場合もあり、

低栄養状態に陥るという患者様は少なくありません。

 

特に入院されている患者様で、

「しんどい、苦しい、動きたくない」

と話されている患者様が、実は低栄養状態だったということは少なくありません。

そんな状態でリハビリなんてできるわけないですよね。

 

リハビリとは、筋活動が必須になります。

その際にタンパク合成がうまくいっていないのに動けというのは

ガソリンの入っていない車に無理やりセルを回しているようなものだと私は思います。

 

心不全患者様の運動療法前には血液データはチェックしよう

次にBNP値についてです。

BNPとは脳性ナトリウム利尿ペプチドという数値になります。

 

心不全は心臓が悪いのに、なぜ脳性?と思われることでしょう。

これは心臓から分泌されるホルモンなのですが、

最初見つかったのは脳で見つかったから、

このように表記されるのです。

 

この数値は実は医療業界では少し前に話題になりました。

上皇后の美智子様が、息切れの検査をされた際に、

この数値が上昇していることがわかった

というニュースがあったのを覚えていますでしょうか?

 

このホルモンは血管を拡張して利尿作用を高める役割を持っており、

心臓へのストレス軽減を図る作用に働くと言われています。

 

つまり心不全、心臓に負担がかかっている状態のときに上昇する数値なのです。
リスク管理を徹底するためには、この数値がどう変化しているのか
理解しないまま運動療法を行うなんて怖いと思いませんか?

 

このように、血液検査データを理解できれば

今、患者様がどのような状態にあるのかを理解することができます。

もしあなたが血液検査データの知識に興味があるのであれば、

ぜひこのセミナーを受けてみてください。

 

理学療法士・作業療法士のための血液生化学検査・血液ガス分析のみかた|エポック心リハスクール初級編

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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