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リハビリ職が知っておくべき体幹機能に対する胸郭の役割とは?

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皆さんは胸郭へのアプローチと聞くと、

呼吸器疾患へのアプローチと推測されることが多いと思います。

しかしながら、

胸郭へのアプローチは様々なところに使えるって知っていましたか?

 

・肩関節の可動域制限へのアプローチ

・呼吸器疾患へのアプローチ

・腰痛へのアプローチ

・コアアプローチ

 

胸郭は意外なところに繋がりを見せています。

しかしながら呼吸器へのアプローチという側面が強く、

どうしても若手セラピストのうちには

視野が狭まってしまうのも事実です。

 

今日は胸郭が関係する体幹や

その他の部位への評価方法について

考えてみたいと思います。

 

体幹機能に欠かせない胸郭の役割とは?

胸郭はご存じの通り呼吸機能への役割を担います。

呼吸機能は横隔膜や肋間筋、斜角筋や胸鎖乳突筋、腹横筋など

様々な機能が働き呼吸機能を司ります。

 

また呼吸は腹式呼吸と胸式呼吸という二通りの役割を担います。

特に腹式呼吸は横隔膜を収縮・弛緩させながら

胸腔内を陰圧に保ち、吸気を行います。

その際に横隔膜が収縮することで、

骨盤底筋群や腹横筋と下部・足部の腹壁への圧を高め、

腹腔内の圧が高まることで、体幹の安定性に寄与します。

 

つまり、

体幹と胸郭の関係性は切っても切り離せない役割を担うのです。

ですので体幹の安定性を評価するためには

胸郭や呼吸へのアプローチも不可欠という結果になります。

 

胸郭と肩関節の関係性とは?

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さて、胸郭と体幹の関係性については前述したとおりですが

次は肩関節との関係性についても考えてみたいと思います。

 

肩関節は肩甲骨を含む肩関節複合体として機能しており、

胸郭抜きで考えるには限界があります。

これらをつないでいる部分が胸郭と言えます。

ですので、

肩関節を理解するためには

胸郭の機能についても考えていかなければいけません。

 

例えば大胸筋や小胸筋は肩関節内転に働きますが、

これらは呼吸補助筋としても考えられます。

 

このように胸郭の可動性や筋との関係性を考えることは、

肩関節の機能を考えることにもつながります。

肩関節の評価をするときには

ぜひとも覚えておいても損はないと思いますよ。

 

リハ職が評価すべき体幹機能を学べます

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エポックでは今後体幹機能評価のセミナーを11月に開催します。

 

体幹の話になると、

『下部体幹が安定していない』

とか、

『腰椎の安定性が…』

などの話が良く出てきますが、

その際の評価内容に胸郭が入っていないということも少なくありません。

 

エポックでは

胸郭の役割やそれらの関連する機能への評価方法について

徹底的に学んでいただきます。

 

もし興味がある方はご参加をご検討ください。

あなたのご参加を心よりお待ちしております。

 

体幹・上肢機能における胸郭の評価と機能的アプローチ – エポックセミナー

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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