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変形性膝関節症のリハビリは理学療法士なら徹底的に勉強しておくべきだ

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変形性膝関節症が進行し、痛みが強くなって骨変形が増強してしまったため

人工膝関節置換術後を実施したという患者様は少なくありません。

 

こうした患者様は整形外科病棟では術後1~1.5か月で退院し自宅復帰され

外来フォローで対応することが多いと思います。

 

しかしながら、訪問リハビリで働いていると、

人工膝関節置換術後在宅に復帰して生活していたけど、

何らかの影響で再度入院しなければならなくなり、

そこから自宅復帰して生活するにあたり、

主疾患の影響とともに膝の痛みも併発するという症例も少なくありません。

 

  • 人工膝関節置換術後(TKA)の痛みの原因がわからない
  • どのように治療展開を進めればいいの?
  • 最近のTKA術後はどこまで曲げれるのか?
  • ADLはどのようにすればいいのだろうか?

 

このように悩んでいるあなたにちょっとしたヒントをご提供します。

 

なぜ変形性膝関節は進行するのか?

さて、変形性膝関節症やTKA術後のリハビリを考える前に、

まず変形性膝関節症がなぜ形成されるのかを考えなければ、

膝関節疾患のリハビリはできません。

 

変形性膝関節症は50歳以上の国民の2人に1人が罹患していると言われています。

その理由は様々ですが、主に姿勢の変化が関係しています。

 

なので、まず膝関節のアライメントを調整するためには膝だけ見ていては治療ができません。

 

そこで考えておくべきは身体の運動連鎖になります。

 

覚えておきたい変形性膝関節症の運動連鎖とは?

 

変形性膝関節症の罹患率は50%を超えるという話をしました。

これらは姿勢の変化によって出現するので、姿勢が変化すると身体の各所に問題点が出現します。

 

そこで考えておきたいのは

 

  • 上行性運動連鎖
  • 下行性運動連鎖

 

です。

 

上行性運動連鎖とは?

上行性運動連鎖は足関節の変形やアライメントの変形によって、

膝関節、股関節、骨盤に波及する問題のことを言います。

 

下行性運動連鎖とは?

下行性運動連鎖は骨盤のアライメント異常や体幹の屈曲伸展によって

股関節、膝関節足関節のアライメントの変形が起こる症状のことを言います。

 

コロナ禍によってデスクワークが増加し、アライメント異常による体の違和感を訴える人が増えました。

骨盤の後継、体幹屈曲から始まり、股関節外旋、脛骨外旋、足関節の回内運動が起こり、

膝関節のO脚変形を呈する患者様が膝の痛みを訴えて

弊社の整体院に来られることも増えましたので、

ぜひ変形性膝関節症の問題を解決できるようになっておきましょう。

 

変形性膝関節症からTKA術後にどのようなトレーニングが必要か?

変形性膝関節症の治療技術はセラピストにとっては

当たり前の知識として習得しておかなければいけません。

 

変形性膝関節症からTKAに移行した患者様の予防しておくべき問題点としては

膝関節の屈曲拘縮が考えられます。

術前の時点で関節周囲の軟部組織が肥厚してしまい、

結果的に術後も屈曲角度が制限されるという症例をよく目にします。

 

この部分に対して何が原因で屈曲可動域制限を起こしているかを

きちんと理解してアプローチをしていく必要があります。

 

  • 関節包が肥厚しているのか?
  • 術創が突っ張ってしまっているのか?
  • 筋緊張が原因になっているのか?

 

症例によって問題点は様々です。

どこをどのようにアプローチしていかなければいけないかは

評価していかなければいけませんが、

これらを解決していかなければ、日常生活に支障が起こります。

 

また、筋出力についてもOKCでアプローチすべきなのか、

CKCでアプローチすべきなのかも考えていかなければいけません。

筋の収縮様式についても同様です。

 

わかりやすく学びたいならこの講師に学ぼう

 

この度4月に膝関節疾患の評価とリハビリテーションというテーマで講習会を開催します。
講師は三条整形スポーツクリニックの是澤先生にお話をいただきます。


先生はスポーツ現場でのトレーナー活動だけでなく、
変形性膝関節症やTKA術後の患者様のリハビリに精通されておられ、

様々な知識や技術を習得されておられますので、ぜひチェックしてみてください。 

 

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