最近訪問リハビリの中で、日常生活は自立しているけれど
嚥下機能や言語機能が低下しているという患者様を担当しています。
嚥下機能と聞くと病院で働いているときは
言語聴覚士(以下ST)が担当することが一般的だと思いますが、
訪問リハビリ分野で働くと、そんなことは言っていられません。
必ずしもSTが対応できるわけではなく、
理学療法士(以下PT)でも作業療法士(以下OT)でも
担当する、そんなこともあるかもしれません。
こういうところが訪問分野の難しいところでもありますが、
様々な患者様を担当させていただけるという
メリットでもあると私は考えています。
- PTだけど嚥下機能にも興味がある
- 実は私も嚥下機能や構音障害の患者様を担当している
- どのように評価していけばいいかわからない
もしこのように感じているのであれば、おすすめのセミナーがこちらです。
PT・OTのための嚥下機能の評価と誤嚥性肺炎に対する評価と運動療法 – エポックセミナー
言語機能や嚥下機能障害の患者様を担当した際に考えるべきこと
さて、嚥下機能障害や言語機能障害の患者様を担当したときに
考えるべきこととは何でしょうか?
最近、私は大脳皮質基底核変性症の患者様を担当しています。
認知機能は問題なく、言語障害と嚥下機能が低下している状態ですので
様々なことを考えていかなければいけません。
では、何を考えなくてはいけないのでしょうか?
まず考えるべきことは、脳画像の評価です。
- 三叉神経
- 顔面神経
- 舌咽神経
- 迷走神経
- 舌下神経
あなたはこれらの神経がどこに存在しているかわかりますか?
「嗅いで見る動く車の三つの外、顔耳喉は迷い副舌」
と、いう覚え方しませんでしたか?
私はこの方法で覚えましたが、久しぶりに頭をフル回転させています。
三叉神経と顔面神経は橋、残りは延髄ですよね。
これらの機能がしっかり働いているのかどうかを考えていかなければいけません。
嚥下機能のスクリーニング検査はPTやOTでも可能
実際STさんの評価を考えるようになって、やっぱり専門職だなと思いました。
今まであまり考えたことのない思考過程でしたので、
イチから覚えることも少なくありません。
しかしながら、PTでもOTでも嚥下機能をスクリーニングでも理解することはできます。
例えば姿勢のアライメント。
嚥下障害を呈しているからといってPTやOTが診なくていいという場面は
訪問分野ではありません。
そんな時にはきちんと脊柱や骨盤、頭頚部のアライメントは評価できるようにしておきましょう。
また、反復唾液嚥下テストであれば、30秒間に唾液を何回飲み込めるか?
というテストですので簡単に評価することができます。
ちなみにあなたは何回できますか?私は7回ほどでした。汗
このようにPTでもOTでも嚥下機能障害の患者様を担当することは少なくありません。
ですので基礎的な内容でも勉強してみませんか?
エポックではPTやOT向けの嚥下機能の勉強会を開催しています。
よければチェックしてみてくださいね。
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