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理学療法士・作業療法士必見 医療従事者が生理学を学ぶ理由とは?

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急性期におけるリハビリテーションで一番の不安はやはり急変ということでしょう。

私自身も急性期で働いているときは、術後の患者様の対応など

怖いと感じることは多々ありました。

特に離床時です。

早期離床、早期歩行を促されるけど、こんな不安定な状態で離床させるなんて…

と怖さを感じたことも何度もありました。

 

  • 運動負荷量をどこまでかければいいかわからない
  • 繋がっているルートの意味が解らない
  • 呼吸器のアラーム音が怖い

 

これらの悩みは急性期で働いていたら必ず付いて回る悩みだと思います。

その悩みはあなただけのものではありません。

 

ですので、もしあなたが離床させたり運動負荷量を

どのように設定すべきかを悩んでいるなら

今日の内容をぜひ参考にしてみてください。

 

生理学は臨床で働く上で必要な知識です

さて、臨床で働く上で必要な知識があります。

 

それは生理学の知識です。

 

離床を行うときにこの患者様がどのような状態にあるのかを

把握することも重要ですし、整形外科術後の患者様であれば、

今、術創の状態はどのようにあるのかを把握することも重要です。

 

特にICUに入る機会は専従制ができてからは減ったかもしれませんが

それでも早期離床、早期歩行を促される機会は少なくありません。

 

その時に必要なのは生理学の知識なのです。

 

これから離床するためにヘッドアップを行うことで、循環生理がどのように変化するのか。

その時に起こる生体反応はどのように変化するのかを理解しておかなければ手遅れになってしまいます。

急変してからじゃ遅いのです。

 

重要なことは、「起こりうるリスクを予測して防ぐ」ことです。

そのために生理学的な知識が必要なのです。

 

運動療法の処方にも生理学の知識が必要

私達セラピストは運動療法を処方しますよね?

健康な人に運動してくれというのとは異なり、

病期の患者様を運動させるわけですから

どう考えても不安定な状態に陥らせてしまうわけです。

 

その時のリスク管理できてますか?

あなたの職場にいませんか?

 

やたらと看護師に嫌われるセラピスト。

それは容姿や話し方で嫌われているのではないかもしれません。

看護師の立場に立って話ができていないから嫌われているのです。

なぜなら看護師は「状態を安定化」させるのが仕事です。

でもその状態を「不安定にする」ことで治療するのがセラピストなのですから その看護師の立場を理解して、リハビリを進められていないから、 看護師と反発するのです。(例外もあります(汗))

 

その時の情報共有をするために、どこまでなら大丈夫なのか、どのようにしていきたいと考えているのか 生理学的にきちんとエビデンスをもって話ができるようになる必要があるのです。

 

そのために生理学的な知識が必要なのです。

生理学が苦手なセラピストが今すぐ克服すべき理由とは? オススメの書籍あります。

 

生理学が苦手なあなたにおすすめの勉強会はエポックセミナー

 

さて、エポックではICUで働くセラピストのための勉強会をシリーズで開催しています。

テーマは「ICUにおけるリハビリテーションに必要な知識と技術 」です。

 

ICUで働く上で必要な知識は生理学だと話をしました。

生理学的な知識は必須条件だと私は感じています。

その生理学的な知識があれば、他の医療機器の理解は難しくありません。

なぜなら、その生体反応を維持するための機器なのですから

 

  • 何の薬剤が投与されているのか
  • 呼吸器の設定モードは何なのか
  • 今の医師が求めている安定とは何なのか
  • 運動負荷量をどこまでで設定すればいいのか
  • 呼吸状態の管理はどのようにすればいいのか

 

これらを理解することができます。

そのためのシリーズセミナーになっています。

 

もしあなたが急性期で働いているのであれば、ぜひチェックしてみてください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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