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お正月に多い窒息に注意!誤嚥時の対処法を知っていますか?

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お正月と言えば、お節料理にお雑煮、

日本酒に甘酒など特別な食材が食卓に並びますよね。

あなたも今年はお餅をいくつ食べましたか?                                 

 

お正月のお雑煮と言えば、喉を詰めて誤嚥するという事故が後を絶ちません。

昨年、訪問スタッフが患者様宅に伺った際に誤嚥して

窒息している患者様がいて緊急対応をしたという事案もありました。

 

あなたは患者様が誤嚥して窒息している場面を見かけた場合、

きちんと対処することはできますか?

 

喉に詰まった異物の対処法とは?

さて、お正月は実家に帰っておじいさんたちと過ごしたという方も少なくないはずです。

そうしたときに喉を詰まらせたという場合にあなたはきちんと対処することができますか?

 

まず、喉を詰まらせた場合、声が出るかどうかを確認します。

 

声が出るということは、気道を閉塞しているわけではなさそうですが、

声が出せないとなると、気道を閉塞している可能性があります。

 

気道を閉塞していると、呼吸ができませんから、チアノーゼ症状を呈します。

つまり紫色の顔色に変わってくるのです。

 

さて、ここであなたが考えておくべき対処法はハイムリック法背部叩打法です。

その方法を覚えていますか?

 

対象者の後ろに回ってみぞおちに手をまわし、

握りこぶしを作ってみぞおちを持ち上げる方法です。

 

こうすることで誤嚥したものを吐き出させるのですね。

 

その後は背中をたたきます。

 

側臥位(が取れるなら)で背中をたたきます。

この時に食べ物が出てくれば指で掻き出すようにしましょう。

 

これらの一連の流れとともに、早急に救急車を呼んでおくことをお勧めします。

 

緊急時対応は医療従事者の必須技能です

さて、このように当たり前の対処法について書いてみましたが、

実は医療従事者としてあまりこの勉強をしたことがないという方も

いらっしゃるのではないでしょうか?

 

心肺蘇生法や誤嚥時の対処法など、BLS(Basic life support)と言いますが、

これらの対処法については一度勉強しておくことをお勧めします。

 

先ほどお話をしましたが、医療現場で働いていると、

このような緊急場面に出くわすことがあります。

どの場面でであってもきちんとした対処法を知っているかどうかで、

緊急場面のあなたの行動は変わるはずですから、

医療従事者ならばぜひ復習しておきたい内容ですね。

 

本日も最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。

 

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