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リハビリの目的を作っていますか?|個別性のリハビリの作り方とは?

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最近寒すぎて、早く春が来ないかなと、切に願っている今日この頃です。

こんな時期にはコタツに入って鍋をつつく、

なんて極上の幸せだったりしますね。

 

さて、そんな話を先日患者様としました。

その勢いで、「一緒に鍋をしませんか?」と提案したところ

非常に患者様が喜ばれまして、こちらもほっこりした次第です。

 

ということで、患者様のアクティビティが急遽決定しました。

 

「ベッドから離れてダイニングで家族で鍋をする」

 

文字列に起こすとただ食事しているだけやん、と思われるかもしれませんが

このようなきっかけを提案できるかどうかも

セラピストに求められていることかもしれませんね。

 

今日はこれをきっかけに離床する意欲が爆上がりした

患者様のことを書いてみたいと思います。

 

私たちの行動には目的がある、その目的を作ることが重要です。

突然ですが、これを読んでくださっているあなたはどのような場面で読んでくださっていますか?

 

  • 電車の中?
  • 車の助手席?
  • 家のベッドの中?

 

様々な環境下で読んで腐っていると思います。

本当にいつも読んでくださってありがとうございます。

 

と、少し話は脱線しましたが、今いるあなたの環境は、

これから「何か目的を達成する」ための過程にいるのではないでしょうか?

 

私たちの行動には意味があります。

特に意味もなくフラッと外に出るようなことはないと思いますので、

その行動に意味を見出すことがセラピストに求められることだと私は考えます。

 

リハビリの目的を作ればその過程は楽しくなるのではないか?

 

今回の患者様は訪問リハビリを開始した時には、寝たきりでした。

発声量も少なく、離床に対しての意欲が全くない状態でのリハビリ開始でした。

 

最初は離床することに対して私自身も目的が一辺倒だったと思います。

 

なぜなら離床することで、トイレに行けたり、歩く機会ができたりと

体力向上が短期目標になっていたと思います。

 

しかしながら、それは正直個別性のあるリハビリではなかったと思います。

なぜならその目標は「どの患者様にも当てはまる目標」だからです。

 

そのため患者様も「起きるの嫌だ、もうこのままでいい」といった

ネガティブ発言が多い患者様だったんです。

 

ですが、コタツに鍋、ミカンといった話をしてから患者様の表情が変わりました。

 

食事を家族と取りたいけど、起きるのがしんどいし、

もうこのままでもいいかな、というネガティブな感じから、

 

起きて鍋が食べたい!

 

という目的ができたことでモチベーションが上がったのです。

 

そのため今では「起きようか」といった発言が出るまでになったのです。

 

患者様の目標をこちらで作るということが一番大事だよね、

という話でした。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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