EPoch Official Blog

自費訪問リハビリサービス、セラピスト向けセミナー、訪問看護ステーション、IT事業、Body +、スポーツ事業など幅広く事業展開しています。

多職種連携に必要な勇気とは? 知らないは恥じゃない

f:id:EPoch:20220211150220j:plain

先日、新規の訪問患者様のリハビリを担当させていただきました。

 

その方は前方介助で歩行が可能ですが、足関節の背屈制限が著明で、

ほぼつま先立ち出歩くという方でした。

訪問リハビリという特性上、毎日のリハビリができないため、

どのようにしようかと悩んだ末に、補高靴を作成してはどうかという結論に至りました。

少しでも安全に自宅内で移動できる方法を考える、それも一つのリハビリの方法です。

 

この考えに至るには、理学療法士一人の知識では到達することはできません。

 

ではどうしたらいいのか?

それは多職種連携にあります。

 

今日はその方法についてお話したいと思います。

 

知らないは恥じゃない | 誰かに聞く勇気を持とう

さて、今回の患者様の装具作成については、私自身もあまり知らないことが多かったです。

ではなぜその知識にたどり着くことができたのか?

 

それは、義肢装具士に直接電話して相談したからです。

 

その時の電話の内容は

「このような患者様がおられるのですが、何かいい方法はないか?」

という、一見ほぼ丸投げのような会話だったかもしれません。

 

でも、これでいいのではないかを思っています。

 

我々はリハビリの専門家ではありますが、リハビリと一口で言っても

あまりにも大きな世界でもあります。

 

その道に精通している人に、相談するということが重要なのです。

 

  • 理学療法のことは理学療法士に
  • 義肢装具のことは義肢装具士に
  • 作業療法のことは作業療法士に
  • 嚥下のことは言語聴覚士に

聞くということが一番大切だと考えています。

 

 

ここで大事なことは「知らないままでいることが一番の恥」だということです。

 

あなたが知らない知識をそのままにしていることの方が

よっぽど患者様の不利益になると私は考えています。

 

 

義肢装具士に相談したいと思っているあなたへ

さて、今日は義肢装具士にご登壇いただくオンラインセミナーのご紹介をさせていただきます。

 

今回のテーマは『臨床で役立つ!脳卒中下肢装具の基礎知識と調整方法|義肢装具士監修

講師は小豆澤整形器製作所の川場先生にお越しいただきます。

 

先生は日本義肢装具士協会代議員も務めておられ、様々な活躍をされておられます。

今回は下肢装具の基礎知識と調整方法という理学療法士には必須の知識をご講義いただく予定です。

 

そして何より義肢装具士とかかわりを持つチャンスでもあると思います。

様々なことについて相談してみてくださいね。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

理学療法士・作業療法士が臨床のヒントを探すならエポックセミナー

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士をはじめとする コメディカル、セラピストのための臨床に活きるセミナーがここにあります。 seminar.ep-och.com