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理学療法士・作業療法士が運動習慣を促すためにすべきこととは?

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いつもお読みいただきありがとうございます。

先日開催しましたエポックオンラインセミナー

【回復期セラピストのための心リハの基礎|回復期における心臓リハとは】

 

 

では

回復期における心疾患のゴール設定の方法や、

回復期でよく見る

  • 大腿骨頸部骨折
  • 脳梗塞と心筋梗塞を併発した症例
  • ADLが極度に低下した重症心不全患者様

を提示していただき、

それぞれに対するリハビリの進め方についてご講演をいただきました。

今回はこれらのセミナー中にあったご質問について考えてみたいと思います。

 

心不全患者様の運動習慣をつける方法とは?

さて、リハビリを病院で毎日実施していても、

実際生活する場面は自宅になります。

私達も訪問分野で働いていて思いますが、

自宅復帰後に活動量が低下して廃用症候群になる

といった患者様は少なくありません。

そんな患者様に運動習慣をつける方法はどのようにすればいいのでしょうか?

 

方法としては

  1. 外来心リハ通院
  2. 訪問リハ
  3. 自主トレ

という選択肢があります。

自分で運動を継続できる人は少ないので、

いかに運動する環境を提供してあげるかは大切のようですね。

 

外来心リハで運動習慣を身に着けよう

最近は、外来リハビリで心リハ用の運動処方をしてくれるクリニックも増えました。

心臓リハビリテーション外来を設けている病院やクリニックも多く

そこで定期的にリハビリをするという選択肢もあります。

我々の訪問リハビリでも、クリニックで定期的にリハビリをされているという患者様はおられます。

もし外出が可能なら、一つの選択肢としてありかもしれませんね。

 

訪問リハビリで心臓リハビリを行う方法とは?

外出が難しいのであれば、訪問リハビリスタッフによる自宅での心リハが必要です。

自宅ではエルゴメーターやトレッドミルといった機材はありませんので

生活の中で運動負荷量を決めていかなければいけません。

運動負荷量の決定方法としては

  • カルボーネン法
  • Borg scale
  • RPE(自覚的運動強度)

等を使うことが一般的だと思われます。

しかしながらこれらは指標の一つであり、

重要なのは運動負荷をかけている最中の

患者様のフィジカルサインを見落とさないということです。

 

自覚症状、他覚症状をきちんと整理して

患者様のリスク管理を徹底した中でリハビリを提供できるようになりましょう。

 

自主トレーニングで運動量を確保しよう

自主トレーニングを処方するためには

入院中に至適運動強度を理解してもらう必要があります。

 

自宅で運動しましょうと指導しても、結局患者様は

  • どの程度運動すればいいの?
  • 何かあったら怖いから辞めておく方がいいのでは?

といったことから自主トレーニングをしないというケースは少なくないはずです。

自宅で一番簡単にできることは散歩ですので、

歩行での有酸素運動と

フレイルがありそうならレジスタンストレーニングを導入するためには

どの程度までなら大丈夫という指標をあなたが提示するようにしましょう。

 

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