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理学療法士・作業療法士の治療は知識だけではうまくいきません

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みなさんは料理はされますか?

 

料理をするときに何らかのレシピサイトを参考にすると思いますが

 

レシピ通りに作ったはずなのに

 

何だかうまくできない

 

という経験はありませんか?

 

 

実は同じことが治療でも起こっている可能性があります。

 

 

どういうことかというと

 

美味しい料理を作るためには

 

  • 良い食材
  • 良いレシピ

 

だけでは不十分で

 

技術力が必要です。

 

包丁の使い方

鍋の振り方

 

レシピをベースにしながらもその時々の食事の状態や気温や湿度、お客様の体調によって

微妙に塩加減や火の通し方を変えるといったテクニックまで必要になってきます。

 

知識は食材、統合と解釈はレシピ

 

みなさんがプロの料理人と勝負をして

同じ食材、同じレシピで勝負しても負けますよね?

 

では、これが治療ではどうなるのかというと

みなさんが日頃から熱心に勉強している知識というものは

言うなれば、良い食材になるわけです。

 

 

そして、勉強してきた評価や治療の知識を駆使して

患者様を評価して、統合解釈し

治療プログラムを立案する。

 

これはレシピです。

 

 

そして、実際に治療を行っていく時に

技術力が必要になってくるんですね。

 

 

 

ここ数年でのコロナショックの影響で

会場で手取り足取り指導してもらえるという機会がほとんどなくなっているので

 

この技術力という部分で

若手のセラピストの方は

少々苦労しているのではないでしょうか?

 

 

さすがにそれぞれの手技特有のコツはそれぞれあると思いますが、

 

あらゆる手技に活かせる

 

人としての基本的な身体の使い方は存在します。

 

 

ではどのように動かしたら良いのでしょうか?

 

脱力して腕のりきみをなくす

 

それはいかにして脱力してできるかどうかです。

 

下手なセラピストというのは

 

手技を行う際も、ハンドリングなどで患者様の動きを誘導するときも

 

腕の力で操作しようとしてしまいます。

 

しかし、腕の力で操作しようとするとどうしてもりきみにつながります。

 

りきんだ腕で触れると患者様の身体にも緊張が伝わりうまく動いてくれません。

 

 

そうではなく、セラピストは自分の体幹部から重心移動を行い

 

その重心移動を患者様に伝えて、操作していくんです。

 

そうすることで腕の余計なりきみが消えて

スムーズに操作ができるようになります。

 

 

そのため、セラピストは体幹部をスムーズに動かす練習が必要なのです。

 

そこでやるべきエクササイズが

 

体幹部を

  • 丸める・反る
  • 脇を伸ばす・縮める
  • 捻る

 

といった三平面での動きをそれぞれ練習することです。

 

そのエクササイズの方法は文面だけでは難しいので

オンラインセミナーやリアルセミナーでお伝えできればとは思いますが

体幹部をスムーズに動かす練習をしてみてくださいね。

 

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