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【実は患者数が増加している弁膜症】疾患的特徴とリハビリの注意点

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弁膜症は循環器病棟にしかいないから、自分には関係ない。

 

そう思っていないでしょうか?

 

実際にはそうでもなくて、おそらくあなたが思っている以上に一般的な疾患です。

 

弁膜症と言うと、昔はリウマチ熱などの感染症を原因とした患者さんが多数でした。

しかし、それも昔の話で今では高齢化に伴う弁膜症が増加しています。

 

その代表が『大動脈弁狭窄症』です。

 

あなたの周りにも大動脈弁狭窄症を患っている患者様はおられませんか?

 

  • 弁膜症のことを良く知らない方
  • 基本的な心エコーの理解や聴診の方法を知りたい方
  • 高齢大動脈弁狭窄症患者が多くて困っている方

 

もしこのような方がおられたら、以下のセミナーがおすすめです。

理学療法士・作業療法士が学ぶべき心疾患のリハビリ|胸部レントゲンと心エコー評価 – エポックセミナー

今日はリハビリ職がなぜ弁膜症の知識を学んでおくべきなのか

その理由についても説明しましょう。

 

心疾患のリハビリで覚えておくべき代表的な2つの弁膜症を理解しよう



心臓には4つの弁が存在します。

  • 大動脈弁
  • 肺動脈弁
  • 僧帽弁
  • 三尖弁

 

これらの弁の機能に問題が生じているのが弁膜症です。

 

弁膜症には大きく分けて2通りあります。

  • 弁が硬くて開かない『狭窄症』
  • 弁が閉まらない『閉鎖不全症(逆流)』

 

つまり、4つの弁に2通りの異常があるので少なくても8通りの弁膜症が存在します。

 

その中でも臨床で遭遇頻度が高いのは2つです。

  • 僧帽弁閉鎖不全症
  • 大動脈弁狭窄症

 

まずはこの2つの病態を理解すると他の弁膜症も

おおよそ病態を理解することができますので、この2つをしっかり押さえましょう。

 

弁膜症のリハビリで大切な評価とフィジカルサインとは?

弁膜症に関しては心エコーで検査することが可能です。

つまり、エコーの所見を理解できるようになることがとても大事ということになります。

 

エコーの理解のためには、

まずはエコーの検査結果に上がってくるあの膨大な英語と略語の意味、

そして数値の理解ができるようになりましょう。

 

エコーは超音波検査のことを指します。
超音波検査は弁膜症以外でも使用されることがあります。

例えば膝蓋下脂肪体の確認や筋収縮などの確認のためにエコーは使用されます。
近年リハビリ現場においてもエコーはよく使われる技術ですので
ぜひエコーの知識を勉強してみてはいかがでしょうか?

 

弁膜症の評価に欠かせない聴診技術もエポックセミナーでは学べます

聴診で聞いている心音って、何の音か知ってますか?

 

諸説ありますが、弁が閉じるときに生じる音であるというのが

一般的な理解となっています。

 

つまり、心音の聴診は弁の状態を診ているということができます。

 

また、心音には心雑音と呼ばれる特有の雑音があります。

 

呼吸音の聴診で言うラ音みたいなものです。

ラ音って、けっこう微妙な時、判断に迷うときが多くないですか?

 

それに比べると、この心雑音は比較的聞きやすいものなので、

知っておくと結構便利です。

 

心疾患の患者様を担当するなら隠れ弁膜症患者に注意しよう

どんな疾患でもそうなんですが、隠れ○○って必ずあります。

 

一時、隠れCOPDって言葉が流行った記憶がありますが、

やはり隠れ弁膜症患者さんはけっこういると予想されています。

 

COPDはそもそも手術をするものではないですが、弁膜症は治療は原則弁置換術です。

 

隠れ弁膜症は聴診などでスクリーニングし、

必要であれば心エコーをとってもらえば痛くもかゆくもなく診断が可能です。

 

しかし、それより悩ましいのは治療を希望しない方が多いことかもしれません。

 

高齢化に伴う弁膜症が多いので、高齢な方は手術を拒否される方がいます。

 

最近はカテーテルを利用した弁膜症の治療ができるようになっているので、

開心術以外の方法もあるのですが、それでも拒否される方はいます。

 

そういった方が心臓とは関係ない疾患で入院し、リハビリのオーダーが出る。

 

こういうケースが実際にけっこうあるんです。

だから脳神経外科でも整形外科でも消化器外科でも、

どこにでも弁膜症患者さんは隠れている可能性があります。

 

だからこそ、今心不全の勉強を徹底的に学んでおきたいですよね。

弁膜症について勉強しなければと思っていただけたなら

ぜひあなたのご参加を心よりお待ちしております。

 

理学療法士・作業療法士が学ぶべき心疾患のリハビリ|胸部レントゲンと心エコー評価 – エポックセミナー

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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