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リハビリでなぜ血液データをチェックする必要があるのか?

患者様のリハビリを担当するうえでこのような場合を

看護師から聞くことはありませんか?

 

  • 食事がきちんととれていない、
  • 運動に必要なカロリーが摂取できていない
  • やせ細ってしまっている
  • いつもけだるそうにしている

 

これらの状況は医師や看護師、管理栄養士だけではなく

リハビリ職種においても確認しておくべき評価項目です。

栄養状態はリハビリ現場できちんと確認し、

それらの情報を共有することがリハビリには重要です。

 

今日はそのようなお話をしたいと思います。

 

なぜリハビリに栄養学や薬学の知識が必要なのか?

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皆さんは一日の始まりに必ず朝ご飯は食べますよね?

何を食べますか?

どれくらいの量を食べますか?

そもそもなぜ朝ご飯を食べるのでしょうか?

 

私たちは一日家にいて生活するうえでも、

仕事場で仕事をする上でも体はエネルギーを要します。

 

それは車にガソリンを入れるのと同じです。

 

活動するうえで健康的な方の場合、

最低でも男性で1,400kcal、女性は1,000kcalは

必ず接種すべきという基準があります。

 

つまり、吉野家の牛丼特盛1杯(1013kcal)は必ず食べなければ、

一日の摂取カロリーは足りないという計算になります。

 

にもかかわらずリハビリする患者様が

一日の摂取カロリー量が足りていないと

どのようにリハビリすることができるのでしょうか?

 

リハビリで栄養が足りないと起こる問題とは?

さて、ではリハビリをしなくても、

一日の最低摂取カロリー量がいくら必要なのか

という知識を得た状態で

リハビリ現場のことを思い出してみましょう。

 

栄養状態が足りない状態でリハビリを行うと

どのような状態が起こるのでしょうか?

 

まず、

そもそも栄養状態が低下していると筋肉量は減少してしまう

ということを理解しましょう。

筋肉内のたんぱく質を分解し、

生命活動に必要なたんぱく質を供給するのです。

すると筋肉は減少し、筋出力低下を引き起こします。

 

ということは、

リハビリでいくら筋肉を働かせて活動的に筋出力を上げても

筋肉を構成するたんぱく質が足りていないと、

逆に筋肉が低下して細くなってしまいますよね?

 

リハビリではこれらの指標を調べるために

TP(総蛋白量)などの血液データを評価します。

それらの血液データ状態だけでなく、

他の評価指標を理解しておくことで

リハビリに必要な栄養状態を理解できます。

 

他にも薬学の知識や血液データの詳細を理解することで

患者様の病態が安定しているかどうか、

これから離床してもいいかどうか理解することができます。

 

その指標についてはこちらのセミナーで詳しくご紹介させていただいています。

 

急性期で働くPT・OTのためのベッドサイドの知識と技術|聴診 血液データの見方 薬剤に関する知識など – エポックセミナー

 

あなたのリハビリ技術の向上に役立つはずです。

 

あなたのご参加を心よりお待ちしております。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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