臨床研究や統計学の勉強をする必要が本当にあるのか?
先日、昔の同僚にそのような話をされました。
- 臨床研究は大学生や大学院でやるようなものではないのか?
- 専門的な知識とソフトが必要なのではないのか?
このように考えている人もいるのではないでしょうか?
私自身も昔はそのように考えていました。
でも実際のところはそうではありませんでした。
もっと手軽で簡単にできるのです。
しかも今はパソコン技術が進歩し、エクセルであれば
数字を打ち込むだけで簡単に統計が取れますから。
実はあるセミナーを主催させていただいて感じたことなのです。
今日はその内容について書いてみたいと思います。
統計学はすでにセラピストのあなたも使っているんですよ
ちょっとここでセミナーの紹介を先にさせていただきます。
PT・OT・STのための臨床研究・統計学のすすめ|2元配置分散分析とは? – エポックセミナー
このセミナーは鈴木先生による統計学セミナーの第二段になります。
かなり多くの受講生様に人気があるセミナーなのでぜひチェックしてみてください。
さて、統計学、二元配置分散分析、難しい言葉が出ていますが
実際のところ、何のことだ?となると思います。
二元配置分散分析をわかりやすく簡単に説明すると、
スクワットを1か月継続して実施した患者様の大腿四頭筋の出力がやる前と後のデータをチェックして、向上したのかどうなのか、そのスクワットの効果が本当にあるのかを数値化して調べるということです。
これだけ聞いたら、「あぁ、臨床でやってるわ」
となりませんか?
実際そのスクワットトレーニングにデータがあるのかどうか
それを数値として残しておいて、定期的にMMTを確認して
そのデータの推移をグラフ化するということが、二元配置分散分析というものです。
ちょっと興味出てきましたか?
統計学は理学療法士・作業療法士にとって難しい分野ではない
こうして我々の臨床の中で何気なくやっていることを数値化するだけ、
と言われれば、意外と身近な内容だと感じませんか?
何気なく行っているトレーニングやアプローチ内容を数値化し
そのデータを取る、データが取れればそれが根拠になる。
先輩に言われますよね?
「そのトレーニングに根拠はあるのか?」と。
言われたら、「このようにデータを取って向上しているので効果はあると説明できます」
で先輩は一発K.Oではないでしょうか。
臨床の中の様々なところに統計学のネタは潜んでいます。
ぜひチェックしてみて下さいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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