リハビリを進めていく中で重要な要素として
自主トレーニングがあります。
入院患者様であれば、毎日リハビリにいらっしゃるので自主トレをしなくても良いかもしれませんが、
外来であったり、訪問の患者様であれば、リハビリの回数は週に1〜3回くらいになるのではないでしょうか?
効果が全くないというわけではありませんが、やはり毎日何かしら身体は動かして欲しいものです。
そこで自主トレを指導しますし、患者様からも「何をしたら良いですか?」と訊いてくれることもあります。
自主トレのメニューとして色々と指導することは多いですが、
の中でも「歩くこと」を指導することは多いと思います。
実際に患者様からは
「やっぱり歩くのが一番かしらね?」
「1日どれくらい歩いたら良いですか?」
と訊かれることが最も多いと感じています。
では、実際にどれくらい歩いたら良いのでしょうか?
筋力を維持するなら1日4000歩
答えを先に言ってしまうのであれば、1日に4000歩です。
よく耳にするのは「1日1万歩」だと思いますが、そこまで歩く必要はありません。
その半分以下である4000歩で十分です。
実際に男性中高年の大腿部の筋断面積と歩数の関係を調べた研究
と
60〜95歳女性の歩数と自立or要介助を比較したところ
2つの研究ともに4000歩を境にして、それ未満では筋断面積に有意な低下がみられたり、要介助者が増えていたという報告されています。
なので、この4000歩というのを1つの目安にして1日のノルマにしてみましょう。
日常生活動作で4000歩はクリアできる
では、実際に4000歩というのは難しいのでしょうか?
この4000歩、時間にすれば約40分程度と考えていただければ良いでしょう。
「40分も?!」と思うかもしれませんが、1度に40分も歩く必要はありません。
1日で歩数を確保できれば良いので、日常生活の中でこの歩数を稼いでしまえば良いのです。
- 家の中で掃除をする
- 洗濯をする
- 料理をする
といった一般的な家事をするだけでも3000歩ほどはしていると言われています。
後はそれにちょっとした散歩を加えればいいですし、日常的にスーパーなどに買い出しをしているのであればそれだけで4000歩以上になっているでしょう。
なので、無理に「これだけ散歩してください。」というのではなく、日常の生活動作をしっかりとできるようにしてあげれば良いということですね。
まずはそこから始めてみましょう。
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