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運動器のリハビリをするなら知っておかなければけないMPSとトリガーポイント

首が痛い

腰が痛い

膝が痛い

肩が痛い

 

患者様の多くはどんな疾患であれ、どこかしらの痛みを抱えていますよね。

 

膝の変形や腰のヘルニアなどのように

画像所見で異常が見つかれば

原因も分かりやすく

必要に応じて手術をはじめとした治療ができるのですが

そういった画像所見では異常が見つからないという人も多いんですよね。

 

そんな時に知っておいてほしいのが

筋筋膜性疼痛症候群(MPS)

トリガーポイント療法

です。

 

多くの痛みの原因 MPSとは

 

急激に重い物を持ったり無理な姿勢等により

繰り返し筋肉に負荷かかり筋肉や筋膜が過負荷の状態になり

 

さらに寒冷にさらされたりして血行の悪い状態が続くと

異常な筋膜が短期間で自己回復できなくなります。

 

この状態がMPSです。

 

そして、MPSに対しての代表的な治療が

トリガーポイント療法です。

 

特殊な痛みを引き起こすトリガーポイント

 

上述のような状態が続くと筋肉に硬結(コリ)ができます。

 

この硬結の中でも特定の場所に

トリガーポイント

と呼ばれる特殊な硬結ができます。

 

このトリガーポイントができることで痛みや痺れが生じるのですが

 

このトリガーポイントによって生じる痛みを

「関連痛」

と呼びます。

 

この関連痛は痛みの多くは

トリガーポイントが存在するポイントではなく

 

広範囲に広がり

一見すると関係のなさそうな場所にまで痛みを引き起こします。

 

そのためトリガーポイントを知らないと

 

全く違う原因による痛みであると診断されてしまいます。

 

例えば・・・

 

殿部から脚全体にかけて痛みや痺れが出ていたとしましょう。

 

そんな状態で受診すると多くが

腰椎椎間板ヘルニア

とか

腰部脊柱管狭窄症

などといった診断をされることがありますが

 

小殿筋という筋肉の関連痛が殿部から脚全体に広がる痛みなので

 

画像所見で異常が見つかったとしても

実際にはトリガーポイントによる痛みだったなんてことも

非常に多いんですね。

 

 

他にも変形性膝関節症も変形の所見がある人でも

2/3の人は痛みがないという報告があり変形自体は必ずしも痛みを起こすわけではありません。

 

ということは逆に考えれば痛みがある人でも

関節の痛みではない可能性もあり

その場合は実は筋膜性疼痛でトリガーポイントを治療することで

痛みが改善したなんていうことも珍しくありません。

 

 

運動器リハビリに関わるなら必須

 

というわけで、痛みの原因としてMPSというのは非常に多く

 

一説では「疼痛の8割は筋膜性疼痛である」なんて言われたりもします。

本当に8割かはなんとも言えませんが

運動器疾患に関わるのであれば

MPSの知識、そして、トリガーポイント療法というのは

知っておかなければいけないものですので

ぜひ勉強してみてくださいね。

 

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