リスク管理のためにフィジカルアセスメントを行うことはあります。
つまり、フィジカルアセスメントはリスク管理のための手段の一つです。
しかし、フィジカルアセスメントをすることがリスク管理ではありません。
これ、よく誤解されているようなのです。
どうしてもリスク管理系の講義やセミナーでは
フィジカルアセスメントに目が行きがちなので、混同して理解してしまうようです。
もしあなたが
○フィジカルアセスメントに自信がない
○所見をうまく得ることができず、どうしてよいか分からず焦ってしまう
○リスク管理のスキルを高めたい
なら、ぜひこのセミナーを受けてみてください。
回復期のリハビリにおける心リハの基礎知識と臨床応用|回復期における循環器疾患のリスク管理 – エポックセミナー
フィジカルアセスメントはリハビリテーションにおいてとても重要です
言うまでもありませんが、
その日の患者さんの状況をアセスメントして、
その日のリハビリテーションメニューを調整する必要があります。
「先週これくらいできたから、今日はこれくらいしよう」
という目安は事前にあったとしても、
「いざ患者さんを診ると明らかに体調が悪そうだ」
こういうことはよくありますよね?
その時に、頑なに予定していたメニューを遂行することが必ずしも答えではありません。
回復期だからこそ過去の医学的所見よりも今の状態をアセスメントしよう
胸部レントゲン、血液生化学検査、心電図など、
病院では多くの医学的所見があります。
我々理学療法士や作業療法士はこれらの所見を
事前に必ず確認してからリハビリテーションに挑みます。
しかし、これらは今の患者さんの状態を反映しているとは言い切れません。
最新版の情報は目の前の患者さんにしかないんですよね。
病態を予想して介入することはすごく大事なことです。
それらをふまえて、今の状態をアセスメントすることこそ、
フィジカルアセスメントの真骨頂と呼べるのではないでしょうか?
特に回復期では病状が安定していて積極的にリハビリを行う時期です。
そんな時期だからこそ、リハビリによる運動負荷で患者様の状態は変わりやすくなるため
回復期だからこそフィジカルアセスメントは重要になってきます。
一番重要なのは患者様の回復ではなく、安全です。
安全があってこそ、そのうえで患者様のリハビリを考えていかなければいけません。
あなたも目の前で患者様が急変するのを見たくはないでしょう?
であれば、ぜひ心不全の知識を身に着けて、
安全に正確にリハビリを進めていけるようにしていきましょう。
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フィジカルサインのチェックで必ず覚えたい評価法とは?
フィジカルアセスメントで代表的なのが視診・触診・聴診・打診です。
様々な感覚を用いて、
我々理学療法士や作業療法士は患者さんの状態を判別しています。
うまく言葉では言えませんが、
なんとなくこの方調子悪そうだな、って言うのは分かるものです。
オンライン診療ではそのあたりの五感を駆使して空気を読む、
というようなことがなかなか難しいといわれています。
その場の所見だけではフィジカルアセスメントまでできない
何か特徴的な所見があったとして、
それだけで結論を出せるほどフィジカルアセスメントは単純なものではありません。
やはり、そもそもその患者さんがどういう疾患なのかという
医学的な知識がないとアセスメントが進みませんので。
聴診して何か所見が得られた
これは所見を得ただけであり、アセスメントはしてません。
個々の所見を拾う方法や手技をフィジカルイグザミネーションといいます。
それらを解釈して結論を出すためには、背景因子やGoalなどを具体的にしておかないと難しいと思います。
その方法とは、
- 視診
表情、皮膚の色、頚静脈の怒張など
呼吸状態の評価にも視診は基本となります
- 触診
手足の冷たさ、浮腫の状態や循環動態など
脈を触れる(検脈)もそうです、やはり触れないとわかりにくいこともあります
- 聴診
呼吸音、心音、腸蠕動音など
聴診器を用いることで外からは分からない様々な情報を得ることができます
- 打診
補足的な活用となるかもしれませんが、
肺の状態や内臓の位置などの理解に役立ちます
これらの技術を用いて、フィジカルサインを見落とさないようにしていきますが、
あなたはきちんと実施することはできますか?
もし苦手意識を持っているのであれば、
平日夜のオンラインでまなぶことができますので、ぜひご受講ください。
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