患者様の日常生活をいかに安全に行えるようにするのかを考える
これが作業療法の根底にあります。
我々セラピストは、病院で勤務している中では理学療法士・作業療法士・言語聴覚士と職種は分かれていますが、それぞれが患者様の日常生活を想定して
リハビリを進めていかなければいけません。
特に訪問リハビリ現場では、その垣根は取り除く必要があります。
理学療法士が作業療法を。
作業療法士が理学療法を。
理学療法士も作業療法士も口腔機能のチェックをする必要もあるのです。
あなたはこのような思考過程で患者様のリハビリに取り組めていますか?
今日は作業療法をどのように考えるべきかを考えてみたいと思います。
理学療法士や作業療法士に考えてほしい「作業」とは何か?
さて、今日は根底的な話から考えてみてほしいと思います。
「作業とは何か?」
日本作業科学研究会では、
「作業とは毎日の生活の中で、または人生に渡って人々が「する」ことを意味する」
と定義づけています。
作業科学とは (日本作業科学研究会より引用)
つまり日常生活において行動することすべてを作業と定義づけているのです。
- 食事をすること
- 料理をすること
- お風呂に入ること
- テレビを観ること
それぞれの行動がすべて作業になりうるのです。
その行動すべてを細分化し、その動作に必要な行動や能力を評価し
アプローチをかけていくことが、理学療法であり作業療法なのです。
作業を科学する分野が存在することを知っていますか?
この作業という行為を科学する分野があるのをご存じでしょうか?
作業科学の分野では
- 人の作業を特徴づけるものは何か?
- 人の作業の形態、機能、意味は何か?
- 人の作業と健康との関係は?
- 人の作業と人間発達との関係は?
ということが研究されています。
我々はこの概念に基づいてリハビリを進めますが、
実際のところ能力へのアプローチに注力してこのあたりがあまり理解できていないのではないかとも感じています。
人の作業を特徴づけるものはと聞かれて答えられますか?
実のところ私もこれに類する答えを持ち合わせていません。
ですので、この内容を解説してくださる講師をエポックではお招きして講習会を開催します。
県立広島大学の教授としてご活躍中の
吉川ひろみ先生にお越しいただく予定です。
吉川先生は作業療法科学についての書籍も出版されておられます。
もしご興味がございましたらこちらからチェックしてみて下さいね。
セラピストに必要な作業療法を科学する方法|作業って何だろう? – エポックセミナー
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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