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本当のバリアフリーとは

お世話になっております。リハビリテーション事業部の目川です。



皆様、バリアフリーについてどのように考えますか?



現在、病院や施設またはスーパーなどの商業施設は、ほぼバリアフリーで段差などが少なくなってきておりスムーズに歩くことが出来るようになってきています。






しかし、外に出て歩くと段差などは少なくなってきているものの、迷惑駐車や歩道を猛スピードで駆け抜けていく自転車などがよく見られます。








以前にもアップしたとある公園の花壇です。





おそらく、自転車が侵入出来ないように間隔を狭めて置いているのでしょうが、車いすが通ることが出来ないのです。






いくら、周りが段差がなくスロープでも、入り口が普段使わないような端にあるところからしか、公園内に入れないとなると…。

なかなか利用しいくいです。






健常な体を持っている私たちにとっては、そのような環境においても歩くことが難しいと感じることはそれほど多くありません。







しかし、怪我や脳血管疾患などの後遺症、また筋力の衰えから歩くことが困難になっておられる方、車いすの方にとってはとても大きな問題となります。






単純に歩く能力を持っていても、周りの環境で十分に歩くことが出来なくなることがあります。







本当のバリアフリーとは、設備施設だけでなく、通行の邪魔になるところに車や自転車を駐車しないなど、周りにいる人のことも考えて行動することが大切であると考えます。







(花壇に関してはほかの意味合いで設置している可能性があるので、少し難しい問題ですが…)






それでも困っている人がいるときに、手を出して助けることが出来るように普段から心がける必要があると感じています