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学ぶことはアウトプットすることである

あなたは上司から「勉強してきなさい」「セミナーを受けてきなさい」と

言われたことはありませんか?

 

エポックでもセミナー受講生の数名は「上司に言われてきた」という方がおられました。

確かにお金を払って受講していただく以上、

それ相応のものを持ち帰っていただきたいと思うのですが、

それだけでは少し寂しいものがあります。

 

この記事では明日からのセミナーで

学習をきちんと体得できるために必要な、

コツを書いてみたいと思います。

 

 

 

あなたが受けたセミナーの内容は5%しか知識に残っていません

 

 

【講義を受けただけでは習熟度は5%しか得られない】

と言われているのをご存知でしたか? 

 

ラーニングピラミッドという言葉があります。

ラーニングピラミッドとは学習の定着率をメソッドごとに分類したものです。

 

 

 

 

学習は能動的になればなるほど学習の定着化を図れるとされています。

裏を返せば、受動的になればなるほど定着化しないということです。

 

  • 講義を受ける-5%
  • 資料や書籍を読む-10%
  • 視聴覚(ビデオや音声等による学習)-20%
  • 実演を見る-30%
  • 他者と議論する-50%
  • 実践による経験、練習-75%
  • 他者に学んだことを教える-90%

 

このように、受動的な場合は学習定着率が極端に少ないとされています。

世界のハーバード大学やマサチューセッツ工科大学などの一流大学では、

アクティブラーニング(能動的学習)を積極的に取り入れているのです。

 

 

あなたがもしセミナーを受講されたとします。

さて、どのように復習していますか?

 

 

 

私がおすすめする一番いい復習方法としては院内での伝達講習ですね。

受けたセミナーを自分の知識に落とし込み、

それを相手に伝えるという方法です。

ラーニングピラミッドで考えてもそこまでできると

90%の習熟度を得られるわけですから。

 

ですが、院内での伝達講習って少し緊張しますよね。

 

その場合は、友達と受講した研修について話し合ったり

相談したりするだけでもいいのです。

 

 

  

 

セミナーでは講師の姿を【真似】すると上達する

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エポックでは、ほぼ毎週、複数の都市で

リハビリセミナーを開催させていただいているわけですが、

どのセミナーを見ていても思うことがあります。

 

それは受講生の見ている視点が限局しすぎているということです。

 

 

 

例えば、肩関節の触診をしているとしましょう。

  

その時、あなたはどこに注目しますか?

 

 

 

多くの受講生は講師の手元をじっと見ていますが、

実は大切なのはそこだけではありません。

 

 

講師の姿勢や立ち位置、視線の位置、ファーストコンタクトの方法など、

見るべきポイントは手元以外にたくさんあります。

 

それはなぜかというと、その実技全てが、結果を残せる理由だからです。

 

 

実技のデモをしたあと、ペアで受講生様が実技をそれぞれする場面がありますが、

どうしても触り方やその部分に質問が限局しているように思います。

 

 

 

それではもったいないと思いませんか?

 

 

習字や絵画の練習、バレエの練習をするとき、

必ずお手本を見ながら練習をするはずです。

それは真似ることが、技術習得の最短距離だからです。

 

せっかくセミナーで講師が直々に実技を見せてくれるのです。

全てを持って帰らないともったいないじゃないですか。

できれば、講師の先生に積極的に質問して、

積極艇に吸収していただけると嬉しいです。