神経難病のリハビリテーションは本当に難しいと思います。
最近パーキンソン病患者様のリハビリを担当する機会が多いので、余計に感じます。
- 極力、日常生活は自立した生活を提供したい。
- 身体能力的に日内変動や日差もありなかなか一定しない。
- でも転倒リスクは避けたい。
さまざまな葛藤の繰り返しで、
なかなかプランが先に進まないということも少なくありません。
あなたはそのような経験はありませんか?
だからこそ、私は基本に立ち返って勉強し直しているのですが
あなたならどのようにアプローチをしますでしょうか?
もしパーキンソン病のリハビリで悩んでいるならこのブログが参考になるかもしれません。
パーキンソン病のリハビリで注意しておくべき身体症状とは?
パーキンソン病の運動症状とは
運動症状は私達がよく目にするパーキンソン病の特徴として知られている症状です。
- 振戦
- 動作緩慢
- 固縮
- 姿勢反射障害
などの症状がよく知られています。
パーキンソン病の非運動性症状とは
非運動性症状は一見すると症状としてはわかりにくいですが、
日常生活に多大な問題をきたす症状が多く、
これらをきちんとチェックできるかどうかが
パーキンソン病のリハビリには重要になります。
- 自律神経症状
- 認知機能低下
- 嗅覚障害
- 睡眠障害
- 精神症状
- 体重減少
また、症状もバラバラで日差や時間差がある場合もしばしばあります。
こうした患者様の体調の変化をきちんと評価しておく必要がありますが
私達は24時間評価することはできませんので
ぜひパーキンソン手帳というものを利用してみてください。
毎日の身体の動きを定期的にチェックして評価できますので
他職種連携にとても役立ちますよ。
こちらからダウンロードできます
1週間日誌|症状を記録しましょう|パーキンソン病オンライン|武田薬品工業株式会社
パーキンソン病のリハビリで経験した事例について
足がすくむ、なかなかうまく歩けない
このような患者様を先日担当しました。
その方は音によるリズムを提供することで、足の振り出しがよくなりましたので
杖に鈴をつけ、音が鳴ったら足を出すというリズム付けを使った歩行練習を提供してみました。
すると比較的うまくいったのですが、本当にこれでよかったのかどうか
これを書いている今でも・・・やはり葛藤しています。
杖をつくと鈴が鳴る。
一見してみるとうまくいくようでも、これを外で使えるかというと難しいですよね。
周囲の目もありますから。
屋内だけならまだしもなかなか外では使えないというデメリットもあります。
あなたならどうしますか?
神経難病のリハビリで知っておくべきことを学ぼう
エポックでは今後、パーキンソン病に対するリハビリテーションというテーマで
セミナーを開催します。
神経難病疾患を担当する上で考え直すべきリ・ハビリテーションの意味 – エポックセミナー
このセミナーでは運動症状へのリハビリ方法だけでなく、
呼吸器対応になった患者様のリハビリ方法についても学ぶことのできるセミナーです。
講師の先生は国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターで
理学療法士として活躍されている寄本恵輔先生です。
数々の神経難病のリハビリテーションに関する学会発表や講習会を
開催してくださっていらっしゃいます。
ぜひあなたがパーキンソン病に対するリハビリで悩んでいるなら
チェックしてみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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