EPoch Official Blog

自費訪問リハビリサービス、セラピスト向けセミナー、訪問看護ステーション、IT事業、Body +、スポーツ事業など幅広く事業展開しています。

the letter H : Hospitality


give, and it shall be given unto you;

与えよ、さらば与えられん。

― 新約聖書『ルカによる福音書』第 6 章 38 節



こんにちは、EPoch IT 部の坂田です。

ビジネスの目的とは何でしょう。
それはお金を稼ぐことです。

お金を稼ぐというのは、
言い換えれば他人からお金を貰うことです。
けれども、力尽くでお金を貰うと、それは恐喝になります。

それでは、力尽くではなく、相手から自発的に
お金を貰えるようにするにはどうすればいいでしょうか。


そのためには、満足して頂かなければなりません。
こちらから提供したサービスや製品にご満足頂き、
その満足度を表すために形のあるお金を貰うという、
等価交換が原則です。


ここで気をつけなければならないのは、
そのサービスや製品を提供する理由です。
お金を貰いたいからサービスを提供するのではなく、
満足して欲しいからサービスを提供するのです。

ただ、もちろん慈善事業ではなくビジネスですから、
最終的にはお金を貰わなければ続けていくことは出来ません。
それなら、満足して欲しくてサービスを提供する、なんていうのは、
ただの建前、キレイ事なんじゃないかと思う方も居るかもしれません。


確かにビジネスの目的はお金儲けかもしれませんが、
そのビジネスを始めた理由には、
お金を抜きにしても語ることの出来るだけの想いがあるのではないでしょうか。
数あるビジネスモデル、業界のなかで、なぜそれを選んだのか、
その理由にこそ、誰かを満足させたいという想いがあったのではないでしょうか。


ビジネスの根底にあるのはお金ではありません。
提供者と顧客が共に満足出来る関係が必要です。
だからこそ顧客と接するには Hospitality (親切) が必要です。


ウェブサイトも例外ではありません。
オフィスの受付や店舗と違って、
応対をしてくれるスタッフは居ませんが、
それでもウェブサイトは会社の顔になります。

閲覧してくださる方にはおもてなしをしなければなりません。
ウェブサイトが出来るおもてなしとは何でしょうか。

それは、お客様の知りたい情報をきちんと提供することです。
単に文章を掲載してればそれでいいという訳ではありません。
見てよかった、また利用したいと思ってもらえるような、
見た目と機能をご提供しなければなりません。

EPoch IT 部でウェブサイトを制作する際は、
常にどうすればお客様にご利用頂きやすいかを考えながら、
繊細なウェブデザイン、堅牢なシステムを構築しています。


ウェブサイトを通して、こちらを好きになってもらうこと、
それこそが EPoch IT 部がウェブサイト制作に込める想いであり、理念なのです。







さて、特に何の説明もなく唐突に始まった
このシリーズは、これで最終回です。

題して『EPoch IT 流儀 ~五つの理念~』です。

もう、気付いていた方も居らっしゃるかもしれませんが、
バックナンバーを並べてみると、
今まで見えなかったものが見えてくることでしょう。


the letter E : Essentials (本質)
the letter P : Perspective (展望)
the letter O : Orientation (志向)
the letter C : Consultation (相談)
the letter H : Hospitality (親切)