難しい足部も徹底的指導のおかげで楽しく学べる
いつもお世話になっております。
セミナー事業部の久保田です。
さて、10月14日は京都下鴨病院より小野志操先生にお越しいただきました。
今回のリハビリテーションセミナーは
足部・足関節の有痛性障害に対する機能解剖学的運動療法の評価と治療
でした。
足部は細かな関節が多いですよね。
そのため評価が疎かになりがちになっていませんか?
今回のセミナーでは足部の解剖図や展開図を、講義資料に沢山盛り込んでいただき、
実技を徹底的にご講義頂きました。
また、アシスタントとして京都下鴨病院から2名の先生にもお越しいただき、
徹底的にご指導頂きました。
アシスタントの先生がいらっしゃると質問もしやすいですし、
アンケート結果の受講生様の満足度も
とても高いセミナーとなりました。
小野先生の過去のセミナーの様子はコチラ!
足部はイメージがとても大切!
足部は26個の足根骨からなり、大きく分けて以下の関節に分けられます。
- 距腿関節
- 足根間関節
- 距骨下関節
- 踵立方関節
- 楔立方関節
- 距踵舟関節
- 楔舟関節
- 足根中足関節
- 中足間関節
- 中足指節関節
- 指節間関節
足部だけでもこれだけの関節があるのです。
これらが正常に機能するから、足部でのストラテジー(姿勢制御)や
衝撃吸収を担うことができるのですね。
このようにイメージを付けた上で、
関節のモビリティーの評価や動かし方を練習すると学習効率が上がります。
学生時代にやりましたね。(遠い目)
あなたも練習するときは、
このようにイメージをつけて行ってみるのも良いかもしれません。
触診は教えてもらうと効率よく学べます
足部は関節面が多く、動かし方も繊細なため、
徹底的に触診や動かし方の練習を行ってくださいました。
細かなタッチや動かし方が要求されるため、小野先生をはじめアシスタントの先生方も
1つ1つの触診指導に真剣!!
写真ではお伝えしきれませんが、
こうやって丁寧に教えて頂けると、習熟度は段違いだと思います。
多くの受講生様からは、ぜひ2日かけて触診セミナーを行ってほしいと
お喜びの声を頂きました。
非常に素晴らしいセミナー講義ありがとうございました!
受講生様の感想を掲載!
- 自身の触診技術の未熟さを痛感しましたので今後の臨床で生かしていくよう努力します。
- 体幹についてご講義いただきたいです。
- 腰椎や骨盤の話を小野先生から聞いてみたい。
- 外傷に対する理学療法を教えてほしいです。
- 自分の技術の再確認ができました。課題を見つけられて良かったです。
- 足部は難しくて抵抗がありましたが、今回受講してとてもわかり易く勉強になった。
- 次は触診技術を二日間でじっくり学びたいです。
本年度は小野先生のセミナーは残念ながら終了となります。
次回は2019年5月19日に開催予定!
ぜひお楽しみに!!