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【リハ職必見】心不全は生理学を理解すればリスク管理は怖くない 

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理学療法士は運動器や脳神経についてはけっこう得意な人が多いんですが、

それ以外の医学について苦手意識をもっている人が多いですよね。

 

特に循環器や呼吸器というのは、

病院で理学療法、作業療法をしていると当たり前のように必要となってくる知識ですが、

残念ながらあまり得意な理学療法士・作業療法士はいません。

 

例えば、リスク管理の代名詞でもあるあの有名なアンダーソンの基準土肥変法、

この中には非常に多くの循環器の項目が入っています。

 

また、アンダーソンの基準をベースに作成されている

『リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン』

においても循環器関係の基準が非常に多くを占めています。

 

実はこんなに多い⁉心不全患者のリハビリ中止基準

積極的なリハを実施しない基準:11項目

  • 安静時脈拍40/分以下または120/分以上
  • 安静時収縮期血圧70mmHg以下または200mmHg以上
  • 安静時拡張期血圧120mmHg以上
  • 労作性狭心症の場合
  • 心房細動のある方で著しい徐脈または頻脈がある場合
  • 心筋梗塞発症直後で循環動態が不良な場合
  • 著しい不整脈がある場合
  • リハ実施前にすでに動悸・息切れ・胸痛のある場合
  • 座位でめまい、冷汗、嘔気などがある場合
  • 安静時体温38℃以上
  • 安静時酸素飽和度(SpO2)90%以下

 

リハを中止する基準

途中でリハを中止する場合:7項目

  • 中等度以上の呼吸困難、めまい、嘔気、狭心痛、頭痛、強い疲労感などが出現した場合
  • 脈拍が140/分を超えた場合
  • 運動時収縮期血圧が40mmHg以上、または拡張期血圧が20mmHg以上上昇した場合
  • 頻呼吸(30/分以上)、息切れが出現した場合
  • 運動により不整脈が増加した場合
  • 徐脈が出現した場合
  • 意識状態の悪化

 

一旦リハを中止し、回復を待って再開:4項目

  • 脈拍数が運動前の30%を超えた場合。ただし、2分間の安静で10%以下に戻らないときは以後のリハビリを中止するか、または極めて軽労作のものに切り替える
  • 脈拍が120/分を超えた場合
  • 1分間に10回以上の期外収縮が出現した場合
  • 軽い動悸、息切れが出現した場合

 

これら全22項目のうち16項目、約73%が循環器関係の項目なんです。

 

もちろんあなたも経験があると思いますが、これらの基準は完ぺきではありません、

あくまでも一つの目安です。

 

しかし、我々リハビリテーションを提供する専門職にとっては、

数少ない貴重な基準でもあります。

その基準にこれだけ循環器関係の項目が多いということは

リスク管理における重要性を示していることに間違いはありません。

 

心不全のリスク管理において循環生理の知識は必須です

リスク管理を突き詰めていくと、循環動態の理解は絶対に避けられません。

 

急変時でも、

まず確認するのは息をしているかどうか(呼吸)、

脈を触れるかどうか(循環)、

意識があるかどうか

だと思います。

 

循環動態が安定しているかどうかというのは大きな境界線となります。

 

その循環動態を理解するために必要なのが循環生理学です。

 

循環生理を学んでいくとどうしても呼吸生理にも直面しますが、

呼吸はどちらかというと理学療法士は得意な人が多いです。

 

つまり!

 

循環生理を理解すれば、

リスク管理能力としてはかなりいい感じの能力を身につけることができるんです!

これは私自身身をもって感じることであり自信をもって断言します。

 

循環生理学の学習方法

では、循環生理を勉強するにはどうすればよいでしょうか?

 

テキストとしても循環生理学の教科書がありますので、

そちらを購入して学習してもらえれば効率的に学ぶことができます。

 

生理学の教科書だけだと、ちょっと堅苦しいのと内容としては正直薄いので

内容としては不十分な印象です。

 

かといって、理学療法士向けに作られた循環生理学の教科書は私は見たことがありません。

 

例えば、心臓の収縮弛緩のサイクル。

 

これはCardiac Cycleと言います。

 

これ理解してないと、心臓超音波検査の結果は理解できません。

 

なんでE波が生じるのか、圧較差って何なのか、なぜ弁が開くのか。

 

おそらく養成校で学んできている学生は少ないと思いますし、

心臓超音波検査の結果が理解できなくて悩んでいる方は

もしかするとCardiac Cycleの理解ができていないのがそもそもの原因かもしれません。

 

そんな循環生理学の学習のとっかかりとして、基礎の解説をオンラインセミナーで行います。

 

seminar.ep-och.com

 

すべてを深く解説する時間はありませんが、

どこから勉強して良いのか分からない方や基礎的内容を聞きたい方

のお役には立てる自信がありますので、ご活用頂ければと思います。

 

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