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【排痰技術】触る前に覚えておきたいメカニズムを2つお教えします

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患者様のベッドサイドのリハビリを行う際に、排痰を促したい。

でもどのように呼吸介助をすればいいかわからない。

ということで悩んでいませんか?

 

  • 呼吸介助手技がないと排痰はできない?
  • 息苦しくないような環境設定をしたい
  • そもそもどこに痰が溜まっているかわからない

 

このような悩みは私自身もありました。

ベッドサイドのリハビリって重要なんですけど、可動域練習や筋トレといった

一辺倒なリハビリになりがちになっていませんか?

 

今日はそのようなあなたにちょっとした知識をお伝えします。

若手セラピストのための呼吸リハに必要な誤嚥性肺炎・神経筋疾患の理解|呼吸リハスクール基礎編 – エポックセミナー

 

排痰技術は触らなくても習得できる

呼吸介助手技や排痰技術は、呼吸リハの勉強会に行って、触診技術を学ばなければできない

という認識を持っておられる方が、少なからずおられるのではないかと思います。

 

しかしながら、排痰という仕組みさえ理解してしまえば、

実は呼吸に合わせて呼気を促さなくても排痰を促すことは可能です。

もちろん、呼吸介助手技が悪いというわけではありません。

呼吸介助手技を合わせて行うことで、より効率的なリハビリが可能になるのです。

 

そこで一番重要なのは排痰のメカニズムを理解することです。

どこにどのように痰が詰まって無気肺になっているのかを理解することが一番重要です。

 

例えばペットボトルに入っている水を取り出すのに、

ペットボトルの口を上に向けながら、側面を押して水を出す人はいませんよね?

ふつうは逆さまに向けて水を出すと思います。

 

排痰技術も同じです。

どこに痰が詰まって無気肺になっているのか。

その痰を逆さまに向けることができるか。

 

後は自然呼吸によって落ちてくるのを待つだけです。

気管支に詰まっている痰は、繊毛によって末梢部から中枢部に運ばれます。

つまり末梢までしっかり空気を送り込むことができれば、自然と痰は中枢部まで運ばれるのです。

つまり触らなくても排痰を促すことは可能なのです。

 

 

排痰技術を高めるためにはレントゲンの評価は必須です

では、排痰をどのように促せばいいかを理解するためには、

どこに痰が溜まっているかを理解しなければいけません。

 

どこに痰が溜まっているかは、レントゲン所見を見る必要があります。

その見方はなかなか教えてもらえませんよね。

 

しかし、実は簡単にレントゲン所見を評価する方法があるのです。

皆さんが健康診断の時に撮影された自分のレントゲン所見を、ぜひ借りてみてください。

 

それをじっと眺める。

 

それが一番効率的にレントゲン所見を読めるようになる方法です。

 

正常レントゲン所見を理解すること。

そこから患者様のレントゲン所見と見比べてみる。

どこが違和感があるのか、どのようなところに異常があるのか。

 

それらを理解するとこのセミナーの内容がとてもわかりやすくなると思いますよ。

 

 

若手セラピストのための呼吸リハに必要な誤嚥性肺炎・神経筋疾患の理解|呼吸リハスクール基礎編 – エポックセミナー

 

 

堀越先生の呼吸リハセミナーは大人気です。

ぜひあなたのご参加を心よりお待ちしております。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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