あなたはリハビリ現場で患者様が急変されたという経験をしたことはありますか?
- 事前にできることはなかったのか
- 兆候はどのようなものがあったのだろうか
- リハビリの中止基準や停止基準を守れただろうか
このように事前にできることをきちんとできていたかどうか
患者様が急変してしまってからでは遅いですよね。
そのために我々はリスク管理を徹底してリハビリに臨まなければいけません。
このちょっとした変化を捉えられるかどうかが、リハビリ職には重要になるのです。
特に作業療法士の方にはぜひ読んでいただきたい内容になっています。
リハ現場での急変予防は患者様に出会う前に始まっています
カルテは何のためにチェックするのか。
このような当たり前の問いかけにきちんと答えられるようにならなければいけません。
もちろん患者様像を想像するために必要なことではありますが
ここでどのようなリスクがあるのか、どのような患者様なのかをきちんと理解し
予測しておくことが一番重要になります。
なぜこのようなことを書いているかというと
実際把握できていない人が多いからです。
- 既往歴、現病歴は何か?
- 服薬内容は?
- 血液データ上何が悪いのか
- どのような生活をしていたのか
- レントゲン上どのような問題点があるのか
これらの情報をきちんととらえ、患者増を想像してこそ
患者様に対面できるというものです。
特に別途サイドであればなおのことだと思います。
あなたはきちんと情報収集ができていますか?
リスク管理のためのフィジカルサインを見逃すな
さて、患者増を想像できるようになったら、次はリスクについて想像してみましょう。
- 患者様がどのような状態にあるのか
- どのような症状が出ると予想できるのか
- 何に気を付けなければいけないのか
これらを想像しなければ、実際患者様に対応したときに
混乱してしまいますよね。
- 離床するときは徐々に上げたほうがいいのか
- どのタイミングで痛みが出るのか
- ルートの確保は?抜去するリスクはないか?
- どのように離床、車椅子移乗をさせるべきか
これらをきちんと予測して対応していかなければいけません。
もしあなたがこれらをきちんと理解していないのであれば、
今からでも遅くありませんので、もう一度、患者増の把握から始めてみることをおすすめします。
特に作業療法士の方もぜひこうしたことを徹底的に学んでいただきたいと思います。
私が新人の時代に、作業療法士は日常生活動作練習が多いから
運動負荷をあまりかけないでしょ?という新人の方がおられました。
今はこうした考えをお持ちの方は少ないと思いますが、
日常生活動作こそこうしたリスク管理を徹底的に回避していくすべを学ばなければいけません。
もしこうした知識に不安があるならこちらのセミナーがおすすめです。
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リスク管理に必要な知識を徹底的に学べます。
もしあなたが興味を持っていただけるのであれば、幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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