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寝返り動作に対する治療方法について~背臥位姿勢~

本日もお読みいただきありがとうございます。

 

さて、先日、寝返り動作について細かく分けて記載してみました。

 

 

まず、寝返り動作に至るまでに

どのような経緯を辿るかを確認してみましょう。

・背臥位姿勢

・重心変位期

・側臥位姿勢

大きく分けるとこの3つです。

それぞれの期には歩行動作にも重要な要素が多数含まれています。

歩行動作に影響する寝返り動作の問題点とは? - EPoch Official Blog

 

 

 

今日は背臥位姿勢でできることを考えていきたいと思います。

 

まず、背臥位姿勢とは

支持基底面が一番大きい姿勢

であることを理解しましょう。

 

その中でまず獲得しておきたいのは

抗重力伸展活動

になります。

 

小児の発達過程において

まずは上肢を顔の前に持ってきて、

自分の手を確認しますよね。

その際に自分の手と顔、体の位置関係を確認した後は

側方へのリーチ動作に変異します。

 

このときに重要なのは上肢を挙上し

肩甲帯を前方に押し出すような動作をさせることです。

 

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画像はイメージではありますが

このように上肢を挙上し、肩甲骨を前方変移させることで

脊柱の彎曲と肋骨の彎曲を利用して

支持基底面を狭める練習をする必要があります。

 

もし、上肢を自由に動かすことができない場合は

セラピストが介助して肩甲帯の動きを繰り返し

覚えさせる必要があります。

もしくは、患者様に自分で手を介助させることで

重心を体幹の中心に集めるように指導しましょう。

 

 

体幹や下肢の重心変移について

 

 

次に、股関節や膝関節の屈曲動作

頭部と体幹の屈曲動作の獲得は

支持基底面を減少させるとともに、

動作を容易にする重要な役割があります。

 

以前のブログでも書いてみましたが

支持基底面を狭めることが

一番の動きやすい姿勢であるといえます。

 

 

背臥位姿勢において

股関節や膝関節の屈曲動作

頭部と体幹の屈曲動作の獲得は

支持基底面を減少させるとともに、

動作を容易にする準備段階だと理解しています。

歩行動作に影響する寝返り動作の問題点とは? - EPoch Official Blog

 

 

つまり、股関節や膝関節を屈曲させ、

骨盤や体幹の中心面に

重心を変移させてくる必要があります。

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安全性を求めるがあまり異常な行動になる

 

脳卒中の患者様の寝返り動作を見ると

体幹の過剰な伸展活動により

支持基底面をより広げることで

安定性を確保しようという動きが特徴的です。

 

その姿勢では左右への重心変移はできないばかりか

より動作を阻害してしまいます。

 

寝返りを獲得させたいのであれば

重心位置をより中心に集めるための方法を

覚えさせる必要があります。

 

しかしながら片麻痺患者様の寝返りは

それが一人ではできません。

ここで理解しておきたいのは

片麻痺患者様の左右の体の感覚の不一致です。

 

半身の感覚が鈍いため

よく、

「半身がベッドから落ちたような感じ」

と表現されることがあります。

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その状況では、非麻痺側は努力性の筋緊張になっており

なかなか動作を遂行することができません。

 

その時に重要なのが、視覚的な代償や

音による代償を利用し、この場が安全であることを

理解させる必要があります。

 

視覚的な情報とは、頭頚部の動きの自由化です。

眼球運動、頭部、頸部の運動が正常でなければ

横に何があるかもわからない状況で

振り向くなんて怖くてできませんよね。

 

 

話を元に戻しますが、

寝返り動作を獲得させるためには、

背臥位姿勢において重心位置を

身体の中心部に集める必要があります。

 

その際に、屈曲筋群のトレーニングを行うとともに

背臥位姿勢における感覚的な安心感を

音や視覚的な情報を用いてまずは養う必要があります。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

背臥位姿勢一つとっても考えるべきこと

やっておかなければいけないことは

多数あるといえます。

 

次回は寝返りの重心変移期~側臥位について

書いてみたいと思います。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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