EPoch Official Blog

自費訪問リハビリサービス、セラピスト向けセミナー、訪問看護ステーション、IT事業、Body +、スポーツ事業など幅広く事業展開しています。

運動機能と認知機能が改善。屋外歩行練習は買い物に誘ってみよう。

f:id:EPoch:20220407152035j:plain


理学療法士が行う運動療法の代表として

 

歩行練習

 

がありますね。

 

 

移動能力の確保・・・という意味では必ずしも歩行をさせなくてはいけないというわけではありませんが

リハビリの目標としてまず真っ先に検討される能力だと思います。

 

そのために我々は運動療法をしていくわけですが

入院中は頑張って運動してくれますが

退院後の訪問リハビリや外来の整形外科クリニックでは

運動をしたがらない、あまり乗り気ではないという患者様は非常に多く見受けられます。

 

特に訪問リハビリでは

屋外歩行は少しハードルが高かったりしますね。

 

そんな時はモテベーションを見つけるということが大事になります。

糖尿病リハは運動、投薬、食事、その前にやるべき大事なこととは?

 

 

そして屋外歩行練習の口実として

「買い物に行きましょう」という提案は有効な手ですね。

 

買い物は身体機能だけでなく認知機能にも効果的だということが報告されています。

 

買い物リハによって介護リスクは低下する。

 

この研究は雲南市内に住んでいる59名の高齢者を対象に

 

月平均4回の買い物リハを6ヶ月間

行いました。

 

 

買い物内容は

1回120分で

 

30分 買い物

60分 イベントスペースでの体操

30分 買い物

 

 

運動機能の評価として厚生労働省の基本チェックリストを使用して

介入開始時と6ヶ月後の計2回計測しました。

 

 

基本チェックリストは点数が高いほどに要介護のリスクが高くなります。

 

 

介入開始朝後のテストでは合計点数は平均点は06.71±3.34点

 

この点数が6ヶ月間の介入によって

 

リハビリテーションに買い物を取り入れることで

 

チェックリストの点数が低くなることが分かったようです。

 

 

また、独居者では基本チェックリストの合計点数が8点以上のリスクが高い人の割合が多く、

 

さらに介入による効果もあまり優位ではないという結果が出ました。

 

これは独居のため買い物などでのサポートがないため、どうしても十分な回数や量を確保できていないからではないかとされています。

 

買い物ができれば楽しみが増えて運動量も増える。

 

いかがでしたか?

 

運動機能の改善は当たり前ですが、認知機能も運動によって改善されることが分かっています。

 

さらに買い物の場合は物を選ぶ、代金を支払うなど認知機能も働かせないとできないため

 

さらに効果的であるということが推察されますね。

 

買い物ができるようになれば、それが自信や楽しみになって

 

自然と運動量も増えてくるでしょう。

 

ご本人の好きなものを食べることができるようになったりと

 

生活の質が上がること必至です。

 

 

機会があればぜひ屋外歩行のきっかけとして買い物に誘ってみてくださいね。

関西の自費訪問リハビリならエポック

兵庫県・大阪府中心に自費訪問リハビリサービスをご提供しています。 2011年より、ひたむきに自費訪問リハビリサービスと向き合ってきた 私たちだからこそ、できることがあると思っています。 reha.ep-och.com

伊丹市・尼崎市の訪問看護ステーションならエポック

自費訪問リハビリで培ったノウハウを活かして、 訪問看護ステーションでも機能回復を目指した 看護・リハビリをご提供しています。 nurse.ep-och.com


阪急稲野駅JR猪名寺駅からスグ!カラダのことならエポックボディープラス

訪問だけじゃありません。 通えるリハビリもあります。 リラックスしたい方、カラダの相談したい方はエポックボディープラスへ! body-plus.ep-och.com

理学療法士・作業療法士が臨床のヒントを探すならエポックセミナー

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士をはじめとする コメディカル、セラピストのための臨床に活きるセミナーがここにあります。 seminar.ep-och.com