リハビリテーションは、身体的な回復だけでなく、
患者様の精神的な健康にも大きく関わるプロセスです。
特にモチベーションが低下している患者様に対しては、
標準的なアプローチだけではなく、より個別化されたケアが必要になります。
本日のブログでは、モチベーションが低下している患者様への効果的なリハビリ提供方法についてお話しします。
患者様のモチベーションを理解するために必要なこととは?
まず重要なのは、患者様のモチベーションがなぜ低下しているのかを理解することです。
痛み、不安、進行の遅さ、目標の不明確さなど、様々な要因が考えられます。
患者様一人ひとりと向き合い、その背景を理解することが、適切な支援を提供する第一歩です。
リハビリを進めていくうえで大きな目標は時に圧倒される原因となります。
あなた自身も今年中に1000万円稼げと言われるとどうすればいいのかと悩んでしまうと思います。
そのため、小さな達成可能な目標を設定し、
その都度達成感を感じられるようにすることが重要です。
例えば、歩行距離の延長、特定の動作の改善など、
小さな成功体験を積み重ねることで、患者様の自信とモチベーションを高めることができます。
そしてリハビリの過程で小さな進歩が見られた場合は、
それをしっかりと認識し、ポジティブなフィードバックを提供しましょう。
患者様が自身の進歩を認識することで、次のステップに向けた動機付けに繋がります。
実はこうしたことがうまく患者様にフィードバックされていないことは少なくありません。
我々は専門的なことを提供するだけではなく、
患者様のちょっとした変化や進歩についてもフィードバックしていくことがとても重要になります。
そしてリハビリのプロセスに患者様の個人的な興味や趣味を取り入れることで、
より関与を高めることができます。
たとえば、園芸が好きな患者様には、立位の姿勢を維持しながら植物の世話をする活動を提案するなど、リハビリ活動を個々の患者様に合わせてカスタマイズしましょう。
こうしたちょっとしたことではありますが、我々は見落としがちであるということを忘れてはいけません。
これは脳科学的には情動と報酬系という関係になるのです。
これに気づくかどうかであなたのリハビリはかなり変化するといっても過言ではありません。
もしあなたがこうした内容に興味を持っているのであればこちらのセミナーをチェックしてみてください。
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