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寝たきりは拘縮だけじゃなく〇〇も失っています

皆様も廃用症候群については多くの患者様を担当されているので、

今日はちょっとした面白い研究をご紹介します。

 

これは2005年に海外で行われた60日間寝たきりで過ごすと身体はどのような状態になるのかという研究結果です。

 

要は無重力の環境下で生活することに対する身体の変化ですね。

宇宙に長期間飛行すると、無重力のために骨に力が加わらず筋肉を使うこともなくなります。

10日間で3.2%の骨成分が失われるというデータもあるので、火星有人飛行では往復の宇宙飛行と火星滞在を合せて3年近くも0~3分の1G下で過ごさなければならないことになります。

 

運動をするとか、骨吸収抑制剤を宇宙飛行の前に注射するなどの対策もあるが、どんな運動をしてどんな薬を投与すれば効果がどのくらいあるか、という研究が必要になるため、事前に実践してみようという研究です。

 

寝たきりは早期に改善して日常生活を取り戻そう

10日間で3.2%の骨成分を失うということは、

その他の体組成にも影響してくるということです。

 

筋力低下、拘縮、褥瘡、便秘、無気肺や肺炎など様々な弊害が考えられます。

 

そして私が一番気になるところと言えば循環調節機能の変化でしょうか。

 

いわゆる起立性低血圧です。

 

本来、立位をとると心臓と下肢との間に約100mmHgの圧力差が生じ、血液が下肢に貯まります。

この血液の貯溜は心臓へ戻る量を減らすために、次に心臓から送り出す血液(一回拍出量)を減らし、その結果として血圧の低下を引き起こします。

 

血圧が一定水準より下がると、脳は充分な血液を確保できなくなり、目眩が起こり、立ってはいられなくなります。

このため、立位ではいかに血圧を維持するかが重要となり、血圧の低下に対して調節機構が働きますが、それらの循環調節機能が働かなくなるのですね。

 

調節機能が働かなくなると、血液総量も減少します。

よくない事だらだけです。汗

 

 

こちらの循環調節機能については割愛し、

次回のブログで書きたいと思いますのでお楽しみに。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。