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中国・四国地方のセラピスト・看護師必見!!回復期リハビリ病棟を極めてみませんか?

いつもご覧いただきありがとうございます。
セミナー事業部 中国・四国エリアマネージャーの中山です。

 

本日は、1/12(日)に香川県で開催予定の

回復期リハビリテーション病棟に特化した勉強会の内容の一部を紹介します!!


11月の大阪開催ではたくさんの方にご参加いただき

ありがとうございましたm(_ _)m

 


PT・OT・STのセラピストだけではなく、

回復期リハビリ病棟に所属する看護師の方々にもご参加いただけました(^^)/

 

※大阪開催の感想はこちら↓

・脳画像のみかたについて学校で習う基礎的な部分以外で障害されることでどのような症状が出やすいかを教えてほしい。
・紹介してくださった工夫が新鮮で自分自身では思いつかないようなことがたくさんあり、もっと妄想することが大切だなと考える切っ掛けになりました。
・一年目でリハビリ病棟が授業であまりなかった中で就職しました。ネットや本で見るよりわかりやすく、ナースとリハスタッフでの目標を一緒にすることや患者のADLの確認も一緒にしたいなと思いました(看護師)。
・セラピストさんの専門性のある話や介入方法を聞いて看護師の立場でも介入できることがあったり自分の知らないことがたくさんあったりしました。自分のプライマリーのことを考えながら話を聞くことができたので、病院へ持ち帰って活かしたいと思いました(看護師)。
・回復期でのセラピストの役割が広く学べてよかったです。
・回復期リハに配属されて2年が経ち、何をするべきなのか悩んでいましたが、疾患に向き合うリハビリのときのリハビリにとどまらないなど、できることがたくさんありとても勉強になりました。明日からの臨床に活かしたいです。

 

 

ご興味のある方はぜひご検討ください↓

https://seminar.ep-och.com/seminar/14309

 


回復期リハビリ病棟における『リスク』はセラピストが作り出している?

 

言わずもがな、回復期リハビリテーション病棟に入院している時期は、

機能面の回復を促進すべき時期です。

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ところで皆さんは、国が各病院の質を評価している実績指数を

ご存知でしょうか?

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少しややこしいので簡単に言い換えると…


FIM効率、つまり、いかに短い入院日数でFIMの運動項目をアップさせたか。

 

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早く退院させるほど、また入院時ADLを大きくアップさせるほど、
実績指数の値が大きくなり、

質の高い病院として認められ診療報酬(病院側の収入)が増えます。


この実績指数の導入により、

短い入院中にFIMをアップさせていきたいがために、

セラピストが機能面をおろそかにしADL重視の偏重が懸念されています。


機能的にも回復する大切な時期なのに、

セラピストという環境面のせいで機能面の回復を妨げてしまっているとすると、

これも『リスク』ですよね(>_<)


1/12(日)のセミナーでは、セラピストの専門性である機能面への介入について、

脳画像や福祉用具、脳科学などの視点から回復期リハビリ病棟に特化した工夫を紹介します!!

 

 


FIM(機能的自立度評価法)の向上≠動作能力の向上!?

 

実績指数に関わるFIM…
診療報酬上、FIMの点数の向上(と入院日数の短縮)によって回復期リハビリ病棟の質の高さが評価されています。


次の診療報酬改定においてはこの部分がさらに強調されるかもしれません。


このFIMの点数の向上をもって、

対象者の能力が向上した…と、解釈されているわけですが、

実はそうとは限らない可能性があります(^^;

 

FIMは①対象者本人の能力に加えて、②物的環境と③人的環境にも影響されます。


②物的環境の例として…


ベッドから車椅子への乗り移りが自力で行えない場合でも、

手すりの位置やベッドの高さをその場で調節するだけで立ち座りがしやすくなり、

介助が必要だった対象者が自力で乗り移りができるようになる場合がありますよね(^^)/


これだけで、しているADLであるFIMの点数が向上します。

 

③人的環境の例として…


同程度の乗り移りの能力をもつ対象者がいたとして、

乗り移りの介助が上手ではない若手の看護師・介護士が多い病棟では2人介助・ほぼ全介助で行ってしまいますが、

乗り移りの介助の能力が高いベテラン看護師・介護士ばかりの病棟であれば脇を支える程度の軽介助で行えてしまう。


実際の生活に関与している病棟スタッフの能力によってもFIMが変動してしまいますね(^^;

 

このように、FIMは介護量を評価しているもので、

対象者本人の能力以外の部分が大きい場合もあります。


運動学・解剖学・生理学を中心に最大能力を評価・把握できるセラピストが、

物的・人的環境の調整をすることも専門性を活かせる場面と考えます!!


本セミナーではFIMの本質について考え、FIMを用いた能力面や在宅復帰ができるかどうかの予後予測の方法も紹介します。

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1/12(日)、ぜひご検討くださいm(__)m

https://seminar.ep-och.com/seminar/14309

 

●今後のセミナー
1月12日(日)四国セミナー

https://seminar.ep-och.com/seminar/14309

1月19日(日)関西セミナー

https://seminar.ep-och.com/seminar/14320

2月9日(日)関東セミナー

https://seminar.ep-och.com/seminar/14512

3月22日(日)中国セミナー(※初開催)

https://seminar.ep-och.com/seminar/14567

 

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