いつもご覧いただきありがとうございます。
さて、いきなりですが・・・
歩行の中でも脳卒中や脊髄損傷でもよく話題にあがる
『CPG(central pattern generator』
について、皆さんはどのように臨床で応用していますか?
2/5(金)にオンラインで開催する中山先生による
『歩行の再考②~歩行の神経機構とCPGの本質~』
では、CPGを運動学・解剖学・生理学的な視点から紐解き、
臨床応用するための知識や技術を共有します。
『前型歩行』のトリセツとは?
CPGの評価や介入でよく耳にする『リズミカル』と『前型歩行』・・・
本セミナーでは特に『前型歩行』を紐解きます。
CPGの賦活において前型歩行がよく推奨されている理由として、
『伸張刺激』と『荷重刺激』が考えられています。
伸張刺激ということは脊髄レベルの伸張反射が考えられ、
キーワードとしては筋紡錘やⅠa線維が挙げられます。
ということは、筋紡錘の役割や刺激方法、
Ⅰa線維からの相反神経抑制や反回抑制についての知識・技術が使えるハズです(^^)/
また、荷重刺激はなぜ必要なのかということを
ゴルジ腱器官やⅠb線維の特性を整理しながら再考していきます!!
CPGに使える小児発達学の真相・・・
養成校時代の小児発達学で習った(であろう)原始反射・・・(^^;
その中の『自立歩行反射(自動歩行)』の理解がCPGの理解に役立ちます!!
この『自立歩行反射(自動歩行)』は、
母親のおなかの中にいる在胎37週頃に出現し、生後2ヶ月頃には自然に消失します。
赤ちゃんの身体を前傾させると左右の足を交互に出し始める反射です。
この消失の理由は、
脊髄での反射が脳幹や大脳の発達に伴い統合・抑制されるためと言われています。
大脳が未発達の赤ちゃんが歩行様の下肢運動をするということは、
脳卒中者にも随意運動以外での歩行の可能性があるということです(^^)v
脳卒中分野で著明な先生も、
脳卒中の障がいの本質は随意運動の障がいである
とおっしゃられています。
裏返せば、随意運動以外の自動的な運動はあまり障がいされていないとも言えます!!
言い換えると、
大脳半球の損傷の場合が多い脳卒中者においても脊髄レベルでの自動歩行の能力が残存している可能性があり、
脊髄反射の理解が歩行評価・介入の広がりに繋がります。
(歩行の神経機構Review.Brain Medical,19-4:307-315,2007より)
本セミナーはこんなセラピストにオススメ
・『歩けない』からといって『歩く』練習をしてしまっている…
・CPG(central pattern generator)について理解を深めたい!!
・脊髄反射を臨床で応用してみたい!!
本セミナーでは、脊髄反射の視点からCPGの理解を深めますので、ぜひご参加ください!!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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