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リハビリにおいて知っておくべき筋萎縮の原因を教えます

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先日、ふとした時に思ったことがあるのです。

自分のリハビリが割とほかの患者様と同じようなリハビリ内容になっているなと。

 

皆さんはそのように感じることはありませんか?

 

我々理学療法士が筋力トレーニングを行う対象者は

加齢に加えて2次的な要因で骨格筋萎縮が進行している場合がほとんどです。

 

そのための標的因子の特定とトレーニングプログラムを設定しなければなりません。

 

しかしながら、自分の引き出しの中だけで

リハビリプログラムを設定しがちになっていることがほとんどだと思います。

それではいけませんよね。

特に呼吸不全患者様、糖尿病患者様の方と、

普通の整形外科疾患の患者様の筋委縮の程度というものは異なります。

 

ですので、どのような負荷量から始めればいいかというところから

徹底的に考えていく必要があるのです。

 

今日はそのようなお話をしたいと思います。

 

呼吸不全患者様の筋委縮は筋力低下とは少し内容が異なる

皆さんは呼吸器疾患の患者様のリハビリを担当したことがあると思います。

その患者様は簡単に説明すれば、

一定した呼吸量を確保することができていない状態にある

といっても過言ではないですよね?

 

その患者様に運動療法を処方するとどうなるか?

 

当然早期に息切れが起こるのは目に見えています。

だからなかなかリハビリが進まない、といったことはありませんか?

 

いや、当たり前なのです。

運動療法を行う上で、まず考えておかなければいけないのは

呼吸状態の程度なのですから。

 

運動療法といえば、筋出力をまず考えます。

ではまず筋力を発揮するために必要なのは何か?

というところから考えていかなければいけません。

 

筋出力に必要なO2が摂取できていないのですから

適切な筋出力が得られるはずはないのです。

 

ですので、まず呼吸器疾患の患者様のリハビリを考えるうえで

呼吸状態の把握は必須なのです。

 

普通の整形疾患と呼吸器疾患の患者様のリハビリにおいて

考えておくべきことはここです。

適切な筋出力の発揮が行えるかどうかが重要になるのです。

 

骨格筋萎縮の原因が理解できると、どの様なプログラムが必要なのか、

どの様な評価が必要なのかが分かってきます。

特に近年、欧米や欧州では身体活動量をトップターゲットとした評価と介入が

盛んに研究されています。

 

上記の患者を取り巻く身体活動制限には様々な潜在的要因が関係していますので、

しっかり学ぶ必要があります。

 

エポックで学ぶことができるリハビリ治療セミナー

エポックでは、四国医療専門学校の藤沢千春先生に、

5月に呼吸筋疾患の骨格筋量減少のメカニズムとリハビリテーションについての

勉強会をお願いしています。

藤沢先生のご紹介はこちらからご確認ください。

 

seminar.ep-och.com

 

特に今回は糖尿病患者様の筋委縮メカニズムについても検討していただいており、

現在打ち合わせ段階にありますが

比較的面白い勉強会になる予感がしています。

 

藤沢先生からまた概要などをいただいた際には

皆様にご紹介をさせていただきますので、どうかお楽しみに!!

 

患者様に科学的根拠に基づいた治療プログラムを提供できるように頑張りましょう!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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