どのような仕事でも一定以上のストレスというものはあるものですが、
医療従事者のストレスというものは
肉体的にも精神的にも非常に負担も大きく、
さまざまなストレスを抱えていると思います。
ストレスを抱えやすい人物とは一体どのような性格の人なのでしょうか?
今回は看護師を対象に調べた内容ですが、
リハ職でも当てはまる部分もあると思いますのでぜひ参考にしてみてください。
看護師専用ストレス管理アプリ『ナースコール』の登録者1038人を対象に
100日間、調査を実施したところ
約3割の看護師が高ストレス状態だということがわかったようです。
ストレスを受けやすい4つの性格とは
この調査ではストレスの強さを
「高ストレス」「中ストレス」「低ストレス」
の3つに分けたところ
高ストレス・・・32%
中ストレス・・・41%
底ストレス・・・27%
という結果になりました。
さらに看護師の約4割の人がストレスを受けやすい
「空気を読んでいく気配りタイプ」と
「愛情深い世話焼きタイプ」に
該当することがわかりました。
「空気を読んでいく気配りタイプ」は
全体の24.7%を占めていてます。
性格としては素直で協調性があり、
⼈の意⾒をしっかりと聞くことができ、
気遣いがうまいタイプです。
⽬⽴たず、あまり表にでることはないが、
我慢強く指⽰や命令を忠実に実⾏できるため、
上司や先輩からの信頼は厚いタイプです。
しかし、ノーと言えないタイプで
マイナス⽅向に振れると遠慮しがちで
⾃分の意⾒がいえず、
⼈の⾔いなりになってしまうことも多くなります。
このタイプは⾃分の芯をしっかりと持って
無理な時はノーと言う必要があります。
次に全体の13.1%に及んだ「愛情深い世話焼きタイプ」は、
困っている⼈がいると放っておけないタイプです。
気がつけば⼈の世話を焼いていることも多く、
相⼿の気持ちになって親⾝に考えることができるので、
仕事でもプライベートでも周囲の⼈に安⼼感を与えます。
マイナス面としては
逆に⼈の気持ちに⼊り込みすぎて感情移⼊してしまい、
必要以上に落ち込んで気持ちが沈んでしまったり、
過⼲渉でおせっかいなイメージを与えてしまうことがある点は要注意です。
続いて、該当者の約5割が⾼ストレス状態となる
「特に⾼いストレスを受けやすい2タイプ」です。
一つ目は、「困っている⼈を⾒過ごせないタイプ」。
他⼈がしてほしいことを⾒極め、
⼈のために尽くすことができる性質を持っています。
素直で⼈の意⾒に真剣に⽿を傾けるので、
家族、友⼈、上司、同僚、患者さんが求めていることを
提供することができます。
いつも期待に答えるよう努⼒を惜しまないので、
関わる多くの⼈から⾼い評価を得られることが多い。
その反面、
⾃分⾃⾝が楽しんでやっているというよりは
⾃分は我慢して滅私奉公する傾向にあるため、
葛藤を溜め込まないように注意する必要があります。
二つ目は「究極のサポータータイプ」。
あまり感情的にならずに、
調⼦にのることも少ないこのタイプの⼈はおとなしく控えめな性格で、
⼈前で⽬⽴つことは好まず裏⽅として着実に⼒を発揮します。
我慢強く粛々と仕事を⾏うことが得意なので、
上司や先輩・同僚からの信頼は厚くなります。
このタイプのマイナス面は物静かな性格は
ときに暗い印象をあたえたり⾯⽩みがないと思われることもあることです。
また、素直に⾃⼰表現できないことに
⾃分⾃⾝で落ち込んでしまうことがあるかもしれません。
まとめ
さて、いかがでしたか?
やはり病気や怪我をした人を助けたい
と思っている医療従事者は献身的な人が多いんですね。
あなたも心当たりがありましたか?
もちろん、医療従事者ですから
「患者様のために」というのは当たり前です。
でも、そのために自分の心と身体を壊してしまっては元も子もありませんね。
時には自分のことも考えてあげて
ストレスを溜め込まないでくださいね。
心身ともに充実した状態で働くことが
結果的には患者様のためになることもありますよ。
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