あなたは歩行動作の治療において、モーメントの働きをきちんと理解していますか?
モーメントとは、物体を回転させる力の大きさのことであり、
関節運動を考える上で重要な役割を担います。
- 関節がどの方向に動こうとしているのか
- どのように働いているのか
- どういった力の働きが必要なのか
これらを理解することが動作学習やトレーニングに必要です。
この学問をキネシオロジー(身体運動学)と呼ぶのですが、あなたはきちんと理解していますか?
理学療法士・作業療法士がリハビリテーションの現場で必要な知識を紹介したいと思います。
そして、運動学では定番となっているクライフォーゲルバッハと呼ばれる考え方を学ぶセミナーをご用意しましたので、ぜひ最後までお付き合いください。
理学療法士・作業療法士に必要なキネシオロジーとは?
キネシオロジー(身体運動学)とは、解剖学や生理学、物理学が基礎となり、
筋肉や関節運動の原理を追求する分野です。
臨床の中で私達は様々な基本動作を分析していきますが
その関節運動がどのような主動作筋によって働くのか、
どの拮抗筋が働くのかをきちんと理解し、
どのような関節運動を誘導するために、
どう動くべきなのかを科学的に評価していくために、キネシオロジーが使われます。
しかしながら、その分野をあなたは基礎から学んだことがありますか?
これらをきちんと理解することが、歩行動作や様々な動作の治療に繋がるのです。
立ち上がりや歩行動作から考えるキネシオロジー
さて、キネシオロジーについてお話をさせていただいたので、
具体的な話からキネシオロジーを考えてみたいと思います。
例えば、立ち上がり動作を一つ例にとって話をしてみましょう。
立ち上がり動作は、重心移動相、屈曲相、離殿相の三つに分けられます。
その際に殿筋群の出力で考えると、重心移動相や屈曲相は股関節は屈曲方向に働き、
遠心性収縮に働きます。
そこから離殿相に移行する際には殿筋群は求心性収縮に働きますよね?
この出力の変化を考えることがリハビリには重要なのです。
他にもその時の膝関節、足関節のモーメントアームはどのように働くかを総合的に考えていく必要があります。
臨床の中ではこのように動作に応じて関節運動を考える場面は多いはずです。
歩行動作であればBack kneeは典型的な問題ですよね?
このような問題を解き明かしていくために運動学の知識が必要となるのです。
クライフォーゲルバッハで学ぶ運動学
さて、このような運動学について学びたいならば冨田昌夫先生の
「クラインフォーゲルバッハの運動学を用いた基本動作の評価とアプローチ」
を受講するのをおすすめします。
https://seminar.ep-och.com/products/seminar1884
今回はクライフォーゲルバッハと呼ばれる運動学では定番の考え方となります。
書籍にもなっているので読んだこともあるのではないでしょうか?
そのクライフォーゲルバッハを理学療法界の重鎮である冨田先生から学べる機会は中々ありません。
質疑応答などもたっぷり時間を取ってくださるので、あなたの疑問を徹底的に解決してくれるはずですよ。
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