呼吸器リハでも心リハでも重要なのは、
リスクぎりぎりのラインを見極めること、
フィジカルアセスメントをしっかり理解することではないでしょうか?
運動負荷をかけていくとチアノーゼやバチ状指など、
体の表面に現れる症状をいかに理解して
運動負荷を加えていくか、それがセラピストに求められています。
特に近年、内部障害の慢性閉塞性肺疾患(以下COPD)の急増が
公衆衛生における重要な課題になっています。
日本においてもCOPD患者は約530万人で、呼吸理学療法の対象者は
今後、益々増加すると考えられています。
また、今年の医療報酬の改定で回復期における心リハ算定が可能になりました。
今後ますます回復期での心リハの循環器の知識は必要になります。
また、心リハの進め方もそうですが、患者様の健康管理や患者指導についても学ぶ必要が出てきますので、今日はこのお話をしたいと思います。
効果的なリハビリを提供するためには必要な患者指導とは?
呼吸リハや心リハなど、内部機能に関する知識や技術は急性期の理学療法だけではなくなってきました。
最近は回復期、維持期においても呼吸器疾患、循環器疾患は増加しており、
これらに対しての基礎知識や評価技術、治療技術が求められ始めているのです。
フィジカルアセスメントをしっかりと理解した上で適切な運動負荷量を与えることで
以下の図のような有効下限と安全限界の境目できちんとリハビリができる、
そういうセラピストが今臨床で求められています。
安全限界とは、これ以上運動負荷量を書けるとリスクを伴うという状況であり
有効下限とは、適切な運動負荷量以下の運動療法では効果が見られないという状況です。
この運動における安全限界と有効下限の範囲内で、いかにリスク管理をしながら
リハビリをし、自主トレーニングを指導するかが、今後のセラピストには求められています。
基礎から学べるから新人でもわかりやすい
呼吸リハビリテーションや心臓リハビリテーションのプログラムには患者教育・指導と呼吸理学療法 / 運動療法が上げられます。
これらの重要性が益々高まりつつある中で、セラピストは呼吸循環器系の問題が全身に影響する要素を理解しておかなければいけません。
ここでなぜ患者教育が必要なのかを説明します。
患者教育が必要な理由として、リハビリで関われる時間は一日24時間、
睡眠時間を除くと一日16時間の中でも1~3時間です。
残りの半日をどのように過ごすのか、どのように自主トレーニングを行うかが
早期退院、退院後の生活に重要なのです。
某ダイエット業界においても、継続は力なりという言葉があるように
毎日コツコツの積み重ねをどのように患者様と行うかが重要になると思いませんか?
だからこそ、患者教育の方法を学ぶべきなのです。
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回復期のリハビリにおける心リハの基礎知識と臨床応用|患者教育・生活指導 – エポックセミナー
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