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更衣動作を高次脳機能的に評価するために必要な考え方とは?

臨床の中で高次脳機能障害を呈する患者様は少なくありません。

しかしながら、我々の生活で無意識にやっていることも、実は分節的に考えるとかなり高度なレベルの処理をしながら行っているということがあります。

 

例えば服の着脱で考えてみてください。

実際のところ服を脱ぐという行為自体はとても簡単な行為だと思います。

しかしながら様々な処理をしていることに気づかずに生活していますよね。

今日はこの服の着脱について考えてみたいと思います。

 

 

更衣動作を高次脳機能的に細分化して考えてみたらどうなるか?

たとえば、服の着脱ができるかどうかの評価は、日常生活動作評価(以下ADL評価)を行うことで点数化することは可能です。

 

ただこのADL評価はできるかできないかの評価であって、

何が問題になっているかどうかを評価するものではありません。

 

具体的には指先の問題なのか、それとも自分の身体と空間、手との協調的な働きが問題なのか、それとも更衣動作の手順が理解できているかどうかの認知機能的な問題なのかによって、問題点に対する評価やアプローチ方法が異なります。

 

例えば、視覚情報の問題で考えるのであれば、服と自分の身体の位置関係、ボタンホールの視認の問題、手とボタンとボタンホールの位置関係の問題など様々な問題点が考えられますよね?

 

これらの評価を行うことで、患者の更衣動作における具体的な問題点や制約が明らかになります。

評価結果に基づいて、患者に適切なリハビリプログラムを設計し、個別のニーズに応じたトレーニングやアセスメントを提供することが重要です。

そして、リハビリの進行に伴って評価を繰り返し行うことで、進捗をモニタリングし、プログラムを調整することも重要です。

 

更衣動作を高次脳機能的に考えるためには?

さて、こうした更衣動作を細分化するためには高次脳機能について理解する必要があります。

こうした細かな作業が必要な脳機能はどこが司っているのか?

視認力を司っているのはどこなのか?

 

こうしたことを理解することで、脳科学的な評価が可能になるのです。

特に脳卒中片麻痺患者様のリハビリを進めていくためにはこうした動作の細分化が必要になり、その細分化した能力はどこが司っているのか?どこが障害されているからど個に問題が出現するのかが理解できます。

 

そのためのセミナーが

高次脳機能から考えるリハビリ介入|起居移乗や更衣動作の獲得 – エポックセミナー

です。

 

講師は

森ノ宮医療大学の東 泰弘 先生にご講演をお願いしています。

もし興味があるならチェックしてみてくださいね。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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