こんにちは、EPoch IT 部の坂田です。
一部関係者にはすでにベータ版の配布が開始されている iOS 7 ですが、
今までとデザインが大きく変わっていると話題になっています。
今日は iOS 7 でどのようなデザインが採用されたか、
また、どうしてそれが採用されたかについてお話したいと思います。
新しくなった iOS 7 では、
今までの陰影の付いた立体的なデザインから
Windows 8 で採用されている Modern UI と同様の、
シンプルでフラットなデザインに変わっています。
Mail のデザインを見て頂ければ分かると思いますが、
今までよりもシンプルでかなりすっきりした印象になっています。
以前、スキューアモーフィズムの衰退という記事を書きましたが、
フラットデザインという最近の IT メディアのトレンドが、
今回 iOS 7 にも採り入れられる形となりました。
なぜフラットデザインはそれほどまでに
それには携帯端末のディスプレイの高精細化や、
高機能化が関係しています。
画面上に情報が増えてきたことで、
リアルなデザインではどうしてもごちゃごちゃしやすくなって来ました。
モバイルファースト (携帯端末を主軸として) の考え方で言えば、
やはり軽快で視認しやすい操作性を追究すべきではないでしょうか。
高画質なハイビジョンテレビと同様に、
重厚で高精細なデザインというのは、
PC のような大画面向けに採用されるべきで、
手元の小さな画面にそれを押し込める必要はありません。
そもそもスキューアモーフィズムが採用されていた理由は、
現実のデバイスに即したデザインになっている為、
説明がなくても使い方が判りやすくなる、という点でした。
それならば、説明がなくても使い方がわかるような、
アイコンや画面を用意すればいいのではないでしょうか。
リアルで重厚なものに食傷気味になってきた昨今のユーザーは、
シンプルでスッキリしたデザインを、かっこいいと思うようになって来ました。
さて、このようにフラットなデザインを採り入れた iOS 7 ですが、
一般公開は今秋となります。
ここでは一足お先に、弊社の関節可動域アプリが、
iOS 7 になるとどのように変わるのかをご紹介します。
上段が今までのデザインで、
下段が新しい iOS 7 でのデザインになります。
※ スクリーンショットは開発中の仕様であり、実際の製品版とは異なる場合があります。
フラットでシンプルなイメージを感じて頂けたかと思います。
関節可動域アプリの詳細はこちらからご覧いただけます。
関節可動域 (上肢)
カテゴリー : メディカル (医療)
発売日 : (iOS 版) 2011年7月14日 / (Android 版) 2013年1月9日
価格 : 500円
監修 : 瀧内 孝志
出典 : 標準整形外科学 (医学書院)