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高齢者の転倒予防 足趾の把持力とバランス能力の関係とは

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皆さんは足指体操でグーチョキパーはできますか?

足の指がしっかり動くかどうかは、立位姿勢や歩行において、

地面をしっかり把持できるかどうかに繋がります。

しかしながら、足の指の力をきちんと評価できていない人が

意外と多いような印象を受けるのは気のせいでしょうか?

 

ふくらはぎは、第二の心臓と言われており、下腿三頭筋のパンピングや

踵上げ練習は比較的よく行われています。

しかしながら、足趾の把持力向上トレーニングは、

なかなか行われていない印象を受けます。

なぜなら、患者様にやったことがあるかどうかをうかがうと、

したことがないと話されることが多いからです。

 

今日はそんな足趾とバランス能力についてお話をしたいと思います。

 

足趾の把持力は動的バランスに影響し転倒リスクを予防します

足趾の把持力トレーニングは、例えば下肢の術後など急性期のリハビリで

よく利用される下腿の浮腫予防トレーニングとしてよく使われます。

 

しかし、それだけではなく、

高齢者の転倒リスク予防にも効果的であることは明白なのです。

 

姿勢調整における足関節戦略という言葉があります。

バランス反応は足関節→股関節→膝関節の順にバランス反応が起こりますが

その際の足関節戦略に特に重要な役割を担っています。

 

その足関節戦略を支えるのが足趾の把持力になるのですが

ここが働かないと、股関節や膝関節を屈曲させて

バランスをとるようになってしまうのです。

 

私達でいうと、足趾を背屈させて、指先をつかずに歩いているような感覚でしょうか。

 

このような姿勢ではなかなか歩くことはできませんよね。

実際にとある研究でも足趾の把持力が低下している「浮足」群は、

そうでない群と比べて、静的バランスでは大きな差はないけれど、

動的バランスでは大きな影響を受け、バランス能力が低下していたという報告があります。

 

動的バランスが必要な場面の代表と言えば、歩行時です。

そのため歩行時の転倒を予防するためには

足趾の把持力を付けていく必要があるのです。

 

また、足趾の把持力といえば拇趾のことを思い浮かべることが多いと思いますが
それ以外の足趾も重要です。

特に足の小指外転筋は立位姿勢、片足立位において

バランスを保つために外転方向にしっかり働くことでバランスが取れる

といわれています。

しかし足底腱膜が固くなるとうまく働かないためバランスを崩すことが多い

と言われているのです。

 

高齢者の転倒リスク→削除を予防するためのおすすめのセミナー

12月21日に歩行時の転倒を予防するためのセミナーを開催いたします。

 

理学療法士・作業療法士向け歩行・バランス戦略に対するリハビリテーション – エポックセミナー

 

12月も今までになかったセミナーが盛りだくさんになりますので、

ぜひ皆様も注目してもらえればうれしいです。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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