阪神の藤川球児選手が先日引退試合を迎えました。
私自身は別に阪神のファンでもないのですが、
この日阪神のスター選手がまた一人球界を去るという現実に、
やはり感慨深いものを感じずにはいられません。
最近でのスター選手の引退と言えば、
イチロー選手の引退会見が記憶に新しいところではありますが、
では藤川選手の引退に際して、有名な出来事と言えばどのようなことでしょうか？
個人的には清原選手と藤川選手のやり取りでしょうか。
清原選手との戦いで藤川選手の武器と言われるストレートで対戦せず、
フォークボールを使って三振を取ったということについて
清原選手が「男らしくない」といった発言。
そこから藤川選手のストレートに対するモチベーションが変わったと言われています。
藤川選手は引退試合でも見せた通り、
登板してから最後まですべてストレートで終わらせたという話ですから、
ストレートに対する絶対の自信があったのでしょうね。
さて、今日は野球の話か？と思われるほど脱線してしまいましたが、
今日お話ししたいのは、
「あなたは自信をもって胸を張って語れる武器はあるか？」
ということについてです。
大舞台で戦うあなたが自信を持つために必要なこととは？
よく「自分は誰かに劣っている」とか「あいつは自信家だ」
というネガティブな発言をする人がいます。
私自身もそうでした。
誰かと自分を比較して、「あいつはすごい」「俺には無理」といった発言を良くしていました。
今の日本社会は競争社会です。
学生時代から成績順位を掲示され、（私の学校ではありませんでしたが）学歴で優劣をつけるという風習がありました。
だからこそ、思春期時代にそのように
「他者と比べる」ということが自然と身についてしまい、
どうしてもそのような劣等感を抱かずにはいられないという事実もよくわかります。
しかしながら、社会に出てみると、競争社会、学歴社会ではありますが、
実際のところは違ったりします。
ある会社の経営者は中卒だったり、高卒だったりすることはざらにあります。
最近ですとレベゼン地球が引退発表をしていましたが、
DJ社長は東大卒でも京大卒でもないとyoutube上で話しています。
じゃあなぜ彼は、彼らは社長になれたのか？
ということですよね。
自信をもって好きなことで生きていくために必要なのは自分を見つめること
彼らは高学歴で学校で学んできたわけではないと思います。
自分がやりたいことを一生懸命自分で勉強し、
それらに対して真摯にずっっと取り組んできたのです。
レベゼン地球の話になってしまいますが、
彼らも70曲前後もの動画や音楽を作曲して、それらすべてにPVを付けています。
これは本当にすごいことだと思います。
動画を取る、編集する、アップロードする。
単純に考えてもこれらの作業があります。
私自身もyoutubeにアップロードしたことがあるのでわかるのですが、
あの作業は本当に気が遠くなるほど大変な作業です。
でも彼らは自分が好きでずっとやり続けてきたから今があるんです。
周りからいろんな馬頭をされたり批判をされたりといった話もあったでしょう。
ですが自分と仲間とを信じて、ずっと走り続けてきたんだと思います。
その軌跡が自信となり、信頼となり、
彼らのドーム公演という結成当初からの「夢」を実現するという状況になったのでしょう。
阪神の藤川の話に戻しますが、彼も様々なところへの移籍を打診されたという話です。
しかし彼もずっと阪神でやり続ける、という夢があり
どれだけ逆境があっても阪神に居続けたからこそ、
今回のように華々しく最期を迎えることができたという現実があるのです。
藤川自身も40歳、プロ野球選手としては全盛期を終えているかもしれませんが、
彼がいるからこそチームが引き締まると矢野監督も大きなの信頼を置いていました。
「何か一つをやり続けること」
それこそが自分自身に自信をつけることだと、僕は思います。
これから社会に出るあなた、今社会で自分の位置に悩んでいるあなた、
ぜひ何か一つでもいい、
他者がまねできないくらい没頭できるものにのめりこんでください。
そうすることで自分自身に自信をつけることができますから。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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