あなたは糖尿病患者様のリハビリを担当した経験はありますか?
その時に、手足の感覚障害をきちんと評価していますか?
先日、訪問先で糖尿病の持病がある患者様が
「爪を切っている最中に怪我をしてしまっていた」
と仰っていました。
幸い、大事には至りませんでしたが、
セラピストとしてドキッとさせられる話でした。
- 手足の感覚がにぶい
- 感染症によくかかる
- 視力が低下してきている
- 疲れやすい
- かゆい
糖尿病疾患でこのような症状がある場合は気を付けなければいけません。
糖尿病の患者様をみるとき、手足の感覚検査は必須です
糖尿病は100万人を超える患者数がいるとされており、
40歳以上の10人に1人は糖尿病患者と言われるほど増加してきています。
となると、自分の持ち患者様の中に一人は糖尿病患者様がいる計算になります。
そして糖尿病は、心筋梗塞や、脳梗塞の発症率を増加することは既に知られています。
つまり、脳梗塞などの再発するリスクが高いということになります。
意外と怖い病気なんですよね…。
また、冒頭にもお話をしたように
爪を切る際にケガ…なんてときには、
出血が止まらないということもあり得なくはありません。
だからこそ、手足の感覚検査はきちんとしなければいけないのです。
もちろん、その際に傷の有無についても評価しましょう。
リハビリの中で運動療法や食事療法、薬物療法は必須ではありますが
こうしたリスク管理をきちんとできるかどうかも
セラピストとしては重要なポイントだったりします。
糖尿病のリハビリで学ぶ多職種連携をエポックで学ぼう
糖尿病の治療は医師や看護師など、各専門職と連携し、患者の生活の質を維持、改善する事が求められます。
その方法論はきちんと学ばなければいけません。
エポックで学べる「糖尿病の理学療法に必要な病態の理解と治療の注意点」では
糖尿病の治療に必要なフィジカルアセスメントだけではなく、多職種連携に必要な知識や
血液データのみかたなど、様々な知識を学ぶことができます。
もしあなたが糖尿病患者の生活の質を維持、改善するために、我々が考えなければいけないことは何なのか、一緒に考えてみませんか?
エポックセミナーには理学療法士・作業療法士が臨床の悩みを解決できるヒントがいっぱい!