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片麻痺治療に感覚入力方法がわからないというあなたへ

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最近立位保持の感覚入力について、様々な患者様のリハビリ中に考えることがあります。

 

踵重心から足趾への荷重量の変化や、内側・外側への重心移動、

左右下肢への交互に重心移動をする方法など

 

様々な場面でどうやれば一番感覚入力がうまく行えるのか?と考えています。

 

そんな中で最近感じたのは、

五感をフルに活用していただき患者様の感覚とこちらの意図する感覚入力をマッチ

させていくことが重要だと感じました。

 

その時の声掛けや、荷重時の感覚がどのようなものなのかを

フィードバックすることでうまく乗れていたり乗れなかったりが

変わってくるという経験をしましたので、

今日はブログにしてみたいと思います。

 

 

片麻痺患者の感覚入力は五感をフルに活用しよう

そもそも大前提として、片麻痺患者様は表在覚や深部覚に問題を持つ患者様が少なくありません。

つまり、荷重している感覚を正確にとらえられていないということです。

 

なのに、〇〇に体重をかけてみましょう、とただ指示を出しても

うまく荷重できるはずはありませんよね?

 

今どのあたりに荷重できているのか、

視覚的にも、触覚的にも、可能なら聴覚的にも刺激を与えつつ

荷重練習をしていく必要があると思いませんか?

 

そういう意味では昔、Wii fitというゲームが流行りました。

今でもリハ室においてある病院を目にしますが、

あのような視覚的に感覚入力を行うことで

荷重感覚をつけていくという方法もあるわけです。

 

自宅には全身鏡のようなものはあまりありませんからね。

 

リハビリのちょっとした小ネタ

私は窓ガラスを使ってリハビリを行うことがあります。

例えば窓ガラスでシャッターを閉めてしまえば、

ちょっとした全身鏡に変わったりしますから

このように工夫して左右への荷重練習を行っています。

 

 

他にも鈴を使ったり、緩衝材を利用したりと様々な工夫ができますね。

あなたはどのような方法で五感への入力を行っていますか?

 

 

神経理学療法学会で活躍中の講師の特別セミナー開催!!

さて、1月に姿勢制御における感覚機能へのアプローチというテーマで

福岡国際医療大学で教鞭を取っておられる光武先生による

オンラインセミナーを開催します。

 

ここではどのように感覚入力を行っていくのか、

フィードバックやフィードフォワードを

どのように賦活していくかを理論的に学ぶことができます。

 

もしあなたが片麻痺患者様のリハビリで悩んでいるのであれば

ぜひこのセミナーをおすすめします。一度チェックしてみてくださいね。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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