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クラインフォーゲルバッハの運動学を用いた動作分析で重要な3つのポイントとは?

目標を目指して歩く人物 - 人物イラスト|無料素材

 

臨床に出て歩行動作を治療するうえで、

動作観察、動作分析は嫌というほど見ていく必要があります。

 

治療と評価はセットである。

 

これは学生時代からも耳にタコができるほど言われ続けてきた言葉であり、

セラピストにとっても奥義といっても過言ではありません。

 

特に歩行動作は瞬間的な動作の繰り返しであり

なかなかとらえるということが難しかったりします。

私自身も歩行動作を8層に分けて(IC~Tswまで)

それぞれがどのようになっているかを表現する方法を学生時代に取ってきました。

 

歩行の動作観察については、本当に数をこなすしかありません。

 

もし歩行動作観察に苦手意識を持っているのであれば

この記事を読んで少しでも安心していただけるようなものになればいいなと思います。

 

もし装具療法における歩行分析についても知りたいという方は

こちらで記事にしていますのでチェックしてみてください

 

装具療法を進めるうえで必要な歩行分析の3つの視点とは?

 

リハビリ職に欠かせない歩行動作分析に必要な3つのポイントとは?

歩行の動作観察、動作分析が苦手な人に共通することは

見ている視点が定まっていないということではないでしょうか?

 

漠然と全体の雰囲気を眺めるだけになっており、

その漠然とした動作を漠然と捕えようとしているからこそ

何を見ればいいのかがわかっていないのだと思います。

 

そこで、動作分析を行う上で欠かせない視点を3つお伝えしましょう。

 

もし歩行分析をもっと知りたいという方はこちらをチェックしてみてください

 

臨床で役立つ生体心理学的視点から見た動作分析とリハビリの進め方 – エポックセミナー

 

1.支持基底面内における重心移動能力を見極める

1つ目は重心位置です。
歩行動作は重心を支持基底面外に放り投げながら歩く動作になります。

そのため重心位置がどこにあるのか、どのように重心を保持しているのかをきちんと理解しておく必要があります。

患者様の重心位置がどこにあるのか、どういう動きになっているのかを理解します。

そうすると今どのような動作になっているのか、どういう動きをしているのか、
何が問題になっているのかをわかりやすくなると思いませんか?

例えば、その動きに差異が起こっていたり、重心位置が片方にずれていたりしていると、
不自然な点などが見当たると思います。

なぜそのようになっているのかを歩行動作の前段階で見極めることで
歩行動作分析は格段に進みやすくなると思います。

 

2.歩行周期における正常筋活動とその際を見極める

次は歩行周期における正常動作分析からどれだけ逸脱しているかを理解します。

私たちが正常動作を理解する理由としては、効率的な歩行動作がどのように行われているかを理解するためです。

その正常動作からどれだけ逸脱しているのかを理解することで、なぜそのような代償動作を引き起こしているのかを理解しなければいけません。

例えば踵接地時になぜback kneeに入るのかを考えた時に、
骨盤のアライメント異常に伴う膝関節の過伸展がなぜ起こっているのか、

その問題点は何かを理解して、文節的に評価していく必要があります。

もし歩行動作の中で解決することができないのであれば、他の動作の中で治療していかなければいけません。

このように8つの相に分けて考えることで、各相の問題点のあぶり出しを行うわけです。

 

3.起居動作から歩行動作まで正常動作の要素を理解することが重要 

歩行動作を理解するためには起居動作~立位までの各動作の問題点が、

すべて集約されるといっても過言ではないと私は思っています。

なぜなら背臥位姿勢から支持基底面は徐々に小さくなります。

その背臥位姿勢からの支持基底面内での重心移動がうまくできていないと、

歩行動作において足底面しかついていない状態で

重心移動がうまく行えるはずはありませんよね。

 

つまり自分の身体の中でうまく動けるかどうかは

寝返り~立位までの中に問題点が出現しているはずです。

 

もし動作分析の技術を高めたいのであれば

臨床で役立つ生体心理学的視点から見た動作分析とリハビリの進め方 – エポックセミナー

がおすすめです。

 

今回ご紹介させていただいたセミナー講師は

クラインフォーゲルバッハの運動学を元に生体心理学的視点から

動作分析やリハビリの方法を教えてくださいますので、ぜひチェックしてみてください。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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