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人工呼吸器をつけて自立生活をした症例のリアルを描いた一冊を紹介します

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あなたはもし、自分の子供が生後半年で人工呼吸器を装着することになるとしたら、

その子供が自立した生活を送れると思いますか?

 

人工呼吸器は専門的な医療知識が必要なため、

人工呼吸器は医療現場での使用が一般的であり、

適切な医療チームによる適切な監視が必要です。

 

そのため

 

  • 人工呼吸器になったら病院生活になる
  • 自発的な話ができないんじゃないか
  • 友達と話をするなんて夢のまた夢
  • そもそも自立した生活は無理

 

このように感じる人が非常に多いと思います。

実際に子供でなくても、人工呼吸器を装着した患者様のご家族の中には

「人工呼吸器があるから自宅に帰ることは無理ですよね。」

と考えている方は非常に多くいらっしゃいます。

 

しかし、そんな中で自立した生活だけではなく、本を出版したという事例を

私は見つけましたので、今日はそのようなお話をしたいと思います。

 

また人工呼吸器下でのリハビリを実施するためのセミナーもご紹介していますのでぜひ最後までお付き合いください。

 

人工呼吸器をつけて自立した生活を送っている方を知っていますか?

 

先日、私は自宅のある本棚で「バクバクっ子の在宅記」という本を見つけました。

自分で買った本ではなく、おそらく妻が購入した本だと思うのですが、

そのタイトルとサブタイトルに目を引かれました。

 

「人工呼吸器をつけて保育園から自立生活へ」

 

人工呼吸器をつけて自立生活を送る。

こうした人は少なからず自宅生活を送っておられる人を知ってはいますが、

生後半年から人工呼吸器をつけて、親元から離れて自立した生活が送れるのか?

 

こうした疑問点から、どのような過程を経て自立して生活しているのかが

とても興味がありました。

 

そもそも「バクバクっ子」とは、

手動で呼吸介助をするバックパックを使っている子のことを指します。

バックパックとは、

私達であればBLSの研修の際に使うマウストゥマウスを行う

口の周りにつける機器を思い出してください。

あの機器のことを言います。

 

それを押すとバクッバクッという音がするので、

バクバクっ子と言われているようです。

 

彼女が自立に至った詳細は割愛しますが、

両親の献身的な介護、地域や保育園スタッフの協力、

市、県や国のサポート、あらゆる方面からのサポートを経て

この方は自立をした生活を送ることができるようになったようです。

 

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人工呼吸器を装着して在宅で生活することで起こる問題点と地域の協力を描いた一冊

私自身も人工呼吸器をつけて自宅に帰りたい、

という患者様を担当したことは何名かおられました。

しかしながら、

自宅で生活するにあたっての費用的な課題や

家族の介護負担の大きさの面を考慮するととてもじゃないけど

自宅で生活は難しい、と断念した経験を持ちました。

 

その結果、在宅での終身生活を送る方法は何かないか、

と考えたところ、自費しかないかな、と当時は考えていたこともありました。

 

しかしながら、この本の著者、平本歩さんは

病院の理解や家族の理解、そして地域の理解があったうえで、

様々なサポートを得ることができ、自立に至る生活を得ることができたようです。

 

もちろん、そこに至るにあたっては過酷な道のりであったことは容易に想像つきます。

しかしながら、あきらめなければそこで終わりではない

ということを実体験として書かれた本であり、

私は夜な夜な涙を流しながら読み進めました。

 

もしあなたが興味を持っているのであればぜひ読んでみてください。

 

 

さて、人工呼吸器の話が出てきましたが

人工呼吸器の装着した状態の患者様のリハビリを担当したことはありますか?

 

まったくないという方もいるでしょうし

経験はあるけど、当時は不安しかなかったし、今でも正直自信がない。

という方もいるでしょう。

 

そんな方のためにエポックではお馴染みの寄本先生に人工呼吸器についてのセミナーをお願いいております。

 

そのセミナーはこちらになります。

 

呼吸リハビリに必要な基礎知識とベッドサイドのアプローチ|人工呼吸器からのweaningと人工呼吸器を利用した運動療法 – エポックセミナー

 

 

タイトルにもあるように今回は人工呼吸器を利用した運動療法もご紹介していただけます。

 

人工呼吸器を装着している患者様に対して、不安が大きいために積極的な運動療法ができてないなと感じているのであれば、是非ともご参加ください。

 

寄本先生のわかりやすい解説できっとあなたは翌日から自信を持ってリハビリを提供できるはずです。

 

ぜひ一度ご検討のほどよろしくお願い致します。

 

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