Ultimately, time is a more scarce resource — once it’s gone, it’s gone — and therefore it’s more meaningful to us.
結局のところ、時間というものは最も不足するリソースなのです。
一度過ぎてしまえば、もう戻ってこない。
だからこそ私たちにとって、時間はとても意義があります。
― Cassie Mogilner, a Professor of Marketing at Wharton University
こんにちは、EPoch IT 部の坂田です。
人がお金を使う理由の一つに、時間の節約があります。
IT は人の生活を豊かにすると言います。
けれども厳密に言えば、IT があるから生活の質 (QOL) が向上するというよりは、
IT のお陰で時間の節約が出来て、その分、他にしたいことが出来るようになる、
というのが実際の所ではないかなと思います。
例えば、企業のウェブサイトや poche (ポッケ) のようなセミナー管理システムも、
時間の節約のうちのひとつです。
自社ウェブサイトがあれば、会社やサービスのことについて、
自分が色々なところを説明して回らなくても、
多くの人に知って頂くことが出来ます。
poche のようなセミナー管理システムがあれば、
誰がどのセミナーに申し込んだか、
あるいは申し込む側も毎回個人情報を入力しなくて済むなど、
セミナー申し込みのプロセスを短縮することが出来ます。
時間さえかければ本当は IT が無くても出来ることばかりですが、
それでも時間は有限で、
時間を掛けたいものは世の中に
何にどれだけの時間を掛けられるかの優先順位をつけていけば、
1 日 24 時間の枠に収まらない事柄が沢山溢れていることと思います。
それらの溢れた事柄は、捨て置くわけにもいきません。
そうすると自分が 1 日で何が出来るかということを、
マネジメントする必要があります。
IT の本質は時短と効率化の限りを尽くすことです。
手作業で時間の掛かる仕事はコンピュータに任せ、
時間短縮出来る事柄はとことん短縮し、
他にもっと人間にしか出来ないような仕事に専念する為に、
IT は存在しているのです。
EPoch の IT 部も、IT 部だからこそ IT を活用しています。
何を自明の理を、と思うかもしれませんが、
IT を活用出来ていない技術者も世の中には結構多いのです。
もちろん普段からパソコンを使って業務を行うので、
そういう点においては IT を利用していますが、
例えば分からないことがあっても Google 検索せずに他人に訊くとか、
他の人が作った便利なシステムを活用せずに不要な手間を掛けているとか、
英語が読めないから海外のサイトを参考に出来ないとか、
IT が活用出来ずに時間を消費してしまう技術者がいます。
EPoch のウェブサイト制作は価格設定が非常に良心的だとお声を頂きますが、
上記のような無益な時間の浪費を無くすことで、
時短・効率化を図った結果が価格に反映されています。
例えば、普通の企業がシステム開発すると 1 週間かかる機能を、
ボイラープレートやフレームワークを活用して 3 日で作ってしまいます。
そうすると、工数としては半分で済みますから、
価格設定も半分にすることが出来ます。
IT のように時間を掛ければどこまでも時間を掛けられるような種類の仕事は、
特に掛ける時間に対して注意を払わねばなりません。
こんなことに手を煩わせたくない、もっと他にしたいことが山ほどある、
そんな気持ちが IT を必要とします。
それが、IT の本質であり、意義であると思います。
